「Monday パ」では、一軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、皆さまにパ・リーグを楽しんでもらえるよう、パ・リーグの旬な情報を配信しています。毎月第○月曜日の数字にちなんでピックアップした情報をお届けします。各週毎のテーマは以下の通り。
第1月曜日・・・「初」記録特集
第2月曜日・・・「二」軍のネクストブレイク選手を特集
第3月曜日・・・気分爽快! 奪「三」振特集
第4月曜日・・・豪快な一撃! ホームラン特集
第5月曜日・・・ 5、8、10月限定の番外編! 内容はお楽しみに
8月第4月曜日の今日は、ホームランを特集。熱戦続くパ・リーグの選手たちの見事な一発をご覧あれ!(以下、成績は8月22日時点)
83年ぶりの記録も。節目の一発をピックアップ!
◇中村剛也 通算450本塁打&1000得点達成
埼玉西武の中村剛也選手が12日、史上14人目となる通算450本塁打を達成。2回表の先頭で打席が回ると、カウント1-2からの4球目を高々と舞い上がる中村選手らしい軌道で、レフトスタンド中段に放り込んだ。この一発で通算1000得点も同時達成。記念すべき一打となった。
◇浅村栄斗 通算250本塁打達成
19日には、東北楽天・浅村栄斗選手も節目の記録に到達した。3対2と1点リードで迎えた5回裏、2死走者なしから相手先発・佐々木朗希投手の直球を逆らわずライトスタンドへ。今季20号のホームランで、史上67人目の通算250本塁打達成となった。
◇野村勇 球団新人記録タイの今季10号
福岡ソフトバンクのルーキー・野村勇選手は21日の試合で10号到達。3回裏、追加点となる9号2ランを放つと、さらに8回裏には1死走者なしから4球目の変化球を振り抜き、これが今季第10号ソロに。2本塁打の活躍で勝利に貢献し、鶴岡一人氏(1939年)の持つ球団新人最多本塁打記録に83年ぶりに並んだ。
本塁打王争いも終盤へ。山川穂高が2位と15本差で盤石か
ここからは、パ・リーグの本塁打ランキングを見ていこう。
【パ本塁打ランキング】
1位 山川穂高選手 343打数98安打 35本塁打、打率.286
2位 浅村栄斗選手 408打数103安打 20本塁打、打率.252
3位 柳田悠岐選手 345打数94安打 16本塁打、打率.272
トップは山川穂高選手が2位に15本差をつけ、自身3度目のホームラン王へ順調だ。残り29試合でキャリアハイの47本(2018年)を超えられるか、そして日本人選手では過去5人しか達成していない50本塁打以上での最多本塁打のタイトル獲得なるか、シーズン最終盤の活躍ぶりにも注目が集まる。
2位には通算250号を達成した浅村選手がランクインしている。3位の柳田悠岐選手は現在16本塁打。19日の試合では、やや崩されながらも本拠地スタンドまで届く“らしさ”全開のホームランを放った。
今週のパ・リーグの見どころ
先週は、首位・埼玉西武が3勝3敗で終えた一方で、東北楽天は5勝1敗、福岡ソフトバンクは4勝2敗としており、首位追撃へゲーム差を詰めた。首位から4位・オリックスまでがわずか2.5ゲーム差といまだ大混戦。抜け出すのはどのチームになるのか、一戦一戦に目が離せない。
23日からは5位・千葉ロッテと埼玉西武が対戦。埼玉西武は今季1勝7敗と苦しんでいるZOZOマリンスタジアムでの3連戦となる。首位を狙う3位・東北楽天と2位・福岡ソフトバンクは楽天生命パーク宮城で対決。現在6連敗中の北海道日本ハムは、釧路と帯広で4位・オリックスを迎え撃つ。
文・谷島弘紀
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