◇東北楽天対千葉ロッテ 第20回戦(21日・楽天生命パーク宮城)
東北楽天の藤平尚真投手が5.1回1安打7奪三振無失点の好投で、4年ぶりの白星を手にした。
初回を2つの見逃し三振と内野ゴロで打ち取ると、5回まで千葉ロッテ打線をわずか1安打に抑える力投を披露。6回表、先頭の茶谷健太選手に四球を与え、続く荻野貴司選手を中飛に打ち取ったところで降板するも、救援陣がリードを守り切り、勝利投手となった。
藤平投手は、横浜高校から2016年ドラフト1位で入団。2017年は3勝4敗、2018年には4勝7敗の成績を残すも、2019年以降勝利から遠のいていた。今季は自身初めてとなる中継ぎでのマウンドも経験。4度目の先発登板となった本試合で、うれしい今季初勝利を収めた。そして、自身初となる本拠地・楽天生命パーク宮城での白星となった。
◇藤平投手 コメント
「身体の状態もよかったですし、取り組んできたチェンジアップもしっかり形になったと思います。野手の方が点を取ってくれるまでは絶対に0で抑えるという思いを持って全力で腕を振りました。最後は力不足なので、先発としてもっとイニングを伸ばしていけるように今後の課題として練習に取り組んでいきたいと思います」
文・谷島弘紀
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