5月3日から5月8日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ5試合、ウエスタン・リーグ6試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。
イースタン・リーグ
5月4日、今季から東北楽天に加入した川島慶三選手と釜元豪選手が躍動した。同点で迎えた5回裏、2死から川島選手がライト線への二塁打で出塁。続く釜元選手は、ライトの頭上を越える勝ち越しの適時二塁打を放った。また、7日の試合では川島選手が2安打3打点、釜元選手は3安打2打点の活躍を見せている。
同じく東北楽天の武藤敦貴選手は、自慢の俊足でアピール中。7日時点でイースタントップの7盗塁をマークしていた武藤選手は、8日の横浜DeNA戦で、3回裏と5回裏にそれぞれ盗塁を決め、今季の盗塁を「9」に伸ばした。
5日の東北楽天戦では、埼玉西武・滝澤夏央選手が2つの好守でチームを盛り立てた。3回裏の2死1、3塁の場面で、鋭い当たりをダイビングキャッチすると、5回裏には一二塁間を破るかという打球に追い付き、素早く送球。軽快な守備で魅せた育成ルーキーに要注目だ。
ウエスタン・リーグ
8日のオリックス対福岡ソフトバンク戦では、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、戦線を離れていた杉本裕太郎選手と福田周平選手が公式戦に復帰。初回、福田選手がセンターへの安打で出塁するなど、無死1、2塁とする。この場面で打席に立った杉本選手は、レフトへ強い打球をはじき返し、先制点を奪った。チームの勝利には、やはりこの2選手が欠かせない。
福岡ソフトバンク・渡邉陸選手は打撃好調の様子。4日の中日戦で2点適時三塁打を放った渡邉陸選手は、7日のオリックス戦でも先制打をマーク。ここまで30試合に出場し、打率.338と好成績を残している。一軍デビューを果たすべく、バッティングにさらなる磨きをかける。
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文・高橋優奈
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・【5/4 E-L】マーキが3安打3打点の活躍! 8得点と猛攻見せた東北楽天が勝利
・【5/5 E-L】鈴木翔天が6回10Kの快投! 打線も16安打の東北楽天が勝利
・【5/8 E-DB】和田恋が2安打をマークも…… 投手陣が10失点を喫し、東北楽天が敗戦
・【5/4 H-D】ガルビスが同点弾&渡邉陸は勝ち越し打! 福岡ソフトバンクが逆転勝利
・【5/8 B-H】オリックス対福岡ソフトバンクはドロー。山崎颯一郎は6.2回無失点の好投
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