3月10日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと北海道日本ハムのオープン戦は、8対3で北海道日本ハムが勝利。投打がかみ合い、連敗を4で止めた。
打線は2回表、6番・大田泰示選手の二塁打で好機を作ると、続く7番・野村佑希選手の適時打で先制。なおも2死2塁の好機で9番・松本剛選手にも追加点となる適時打が生まれ、2点を先行した。さらに4回表には、野村選手の2試合連続となる3号ソロでリードを3点に広げる。
先発・上沢直之投手は、5回まで毎回走者を背負う投球が続いた。4回裏には先頭打者を四球で出塁させると、連打で1死満塁のピンチを招く。しかしここからギアをあげ、7番・田中俊太選手と8番・山本祐大選手を連続三振で抑え、ピンチを脱した。6回裏は、4番から始まる主軸を3者凡退に切って取り、マウンドを降りた。
6回表には、3番・西川遥輝選手と5番・渡邉諒選手の安打で好機を演出すると、野村選手の適時打で1点を追加する。続く7回表には、1死満塁の場面で、途中出場の清宮幸太郎選手が2点適時二塁打を放つ。さらに代打・谷口雄也選手にも2点適時二塁打が飛び出し、この回4点を奪って8対0と横浜DeNAを突き放した。
7回裏からは2番手・堀瑞輝投手がマウンドへ上がった。2死から安打と死球などで2、3塁のピンチを招くと、2番・牧秀悟選手と3番・関根大気選手に連続タイムリーを許し、2点を失う。8回裏から登板した福田俊投手は最終回に1点を失うも、2イニングを3安打1失点とし試合を締めた。
勝利した北海道日本ハムの先発・上沢投手は、6回6安打無失点の好投で自身2度目の開幕投手に弾みをつけた。2試合連続となる本塁打を放った野村選手は、3安打3打点1本塁打の活躍でオープン戦初となる猛打賞をマーク。清宮選手もオープン戦初打点を挙げるなど、北海道日本ハムの未来を担う若手が躍動し、勝利をつかんだ。
123456789 計
日 020101400 8
デ 000000201 3
日 ○上沢直之-堀瑞輝-福田俊
デ ●入江大生-砂田毅樹-国吉佑樹-伊勢大夢-石田健大-三嶋一輝
文・岡絃哉
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