5月30日、森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦第5回戦は、5対5の引き分けで終了した。
東北楽天は初回、中島大輔選手の安打や四球で無死1、2塁とすると、黒川史陽選手の適時打で1点を先制。なおも無死2、3塁の好機から、山田遥楓選手が犠飛を放ち、スコアを2対0とする。さらに4回裏には、中島選手と黒川選手に適時打が飛び出し、リードを5点に広げた。
先発・古賀康誠投手は、初回から2イニング連続で3者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。3回表には、2四球で2死2、3塁のピンチを招くも、冷静に後続を断ち、以降も安定した投球で6回まで千葉ロッテ打線を無安打に抑える。7回表に今試合初安打を許したが、得点は許さず、7回85球1安打2四球7奪三振無失点でマウンドを降りた。
しかし2番手・高田孝一投手は、8回表を3者凡退に抑えるも、9回表、4連打に味方の失策が絡んで3失点。後を受けた櫻井周斗投手は、併殺の間に1点を失い、失策の間に同点とされ、試合は延長戦へ。
5対5で迎えた10回表は伊藤茉央投手が、11回表は西垣雅矢投手がそれぞれ無失点でつないだが、最終11回裏は3者凡退に倒れて試合終了。東北楽天は、先発・古賀投手が7回1安打7奪三振の圧巻の投球を披露も、2番手・高田投手が1.0回4安打1四球5失点(自責点3)と大きく崩れた。なお、中島選手と黒川選手が3安打2打点を記録している。
一方の千葉ロッテは、先発・吉川悠斗投手が4回98球6安打4四球3奪三振5失点の内容。打線は8回までわずか1安打に抑え込まれるも、9回表に一挙5点を奪う猛攻を見せた。上田希由翔選手が2安打1打点をマークしている。
12345678910 11 計
ロ 0000000050 0 5
楽 2003000000 0 5
ロ 吉川悠斗-土肥星也-東條大樹-横山陸人-東妻勇輔-八木彬
楽 古賀康誠‐高田孝一-櫻井周斗-伊藤茉央-西垣雅矢
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