10月30日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第21回戦は、福岡ソフトバンクが4対3で勝利。先発の東浜巨投手が8回無失点の好投で9勝目を挙げ、自身の連勝を「7」に伸ばした。
試合の主導権を握ったのは福岡ソフトバンクだった。3回表、埼玉西武の先発・平井克典投手から2死3塁のチャンスを作り、2番・中村晃選手の適時内野安打で1点を先制すると、続く4回表には5番・栗原陵矢選手がバックスクリーン右へ16号2ランを放ってさらに2点を追加。序盤4イニングで3点のリードを握る形となった。
頼もしい援護を受けた福岡ソフトバンクの先発・東浜巨投手は、140km/h中盤の直球と決め球のシンカー、そしてシンカーと同じ球速帯で反対方向への変化を持つカットボールを投げ分け、埼玉西武打線を翻弄。5回裏には2つの四球でピンチを背負ったものの、後続を見逃し三振、力のない打球の投直に打ち取った。
7回表、1死から1番・周東佑京選手が安打で出塁すると、続く中村晃選手の3球目で2塁へスタート。判定はセーフとなり、自身の記録である連続盗塁記録を「13」とする。得点には結びつかなかったものの、球史に残る韋駄天としての記録をさらに更新した。
8回表に牧原大成選手の犠飛で福岡ソフトバンクが4点目を追加すると、好投を続ける東浜投手は8回裏のマウンドにも上がり3者凡退に。8回被安打3、無失点と圧巻の内容で降板した。9回裏は2番手の嘉弥真新也投手が1点を失ったところで守護神・森唯斗投手がマウンドへ。中村剛也選手にまさか9号の2ランを浴び、1点差に迫られたものの、埼玉西武の反撃はここまで。福岡ソフトバンクが4対3で埼玉西武に勝利した。
123456789 計
ソ 001200010 4
西 000000003 3
ソ ○東浜巨-嘉弥真新也-S森唯斗
西 ●平井克典-ギャレット-小川龍也-宮川哲-伊藤翔
文・吉田貴
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