11月23日、ベルーナドームで『LIONS THANKS FESTA 2025 supported by Olive』が開催された。「圧倒的至近距離でつながろう」をテーマに、多くのふれあいイベントが用意されている今回。選手とファンの距離がより近い一日となった。
当日参加OKのイベントもたくさん!
開場時間からは、選手らによるハイタッチとカイロの配布が行われた。長蛇の列はCAR3219フィールド周辺にまで伸び、多くのファンが選手とのふれあいを楽しんだ。朝一番にはドラフト1位・齋藤大翔選手をはじめルーキーたちが登場。ハイタッチでファンを出迎えた。
また、選手が移動するプレイヤーズロードで選手を待つファンたちも多数。選手たちも移動の合間に、ハイタッチやプレイヤーズ名刺の配布などファンサービスを行った。

当日参加できるイベントはほかにも。ストラックアウトに挑戦できるピッチングチャレンジや、野球体験コーナーにはコーチ・選手が登場。スポンサーブースのお手伝いに現れる時間もあり、事前の申込みがなくても直接選手とふれあえるチャンスが広がった。

あっち向いてホイで対決! 子どもたちとふれあい
プロスピ トレーニングセンターでは子どもを対象としたふれあいイベントが行われた。中学生以下限定で誰でも遊べる『あっち向いてホイ!』を開催。黒田将矢投手は「僕、強いですよ!」と自信満々の様子で、勝ち負けに大きなリアクションを見せながら子どもたちとの対決を楽しんだ。

『キッズお悩み相談』ではファンクラブジュニア会員の悩みに選手たちが答えた。滝澤夏央選手は11歳のファンの「疲れをどうやって取っていますか?」という質問に丁寧に回答。「自分はYouTubeとかを見るのが好きだから、リラックスしたりゴロゴロしたりするのが気持ち的に休める」と、自身の経験も交えて優しく語りかけた。
足湯でゆったり…… グッズお渡し会ではビッグチェーンネックレスも
事前申込み制のイベントでは、ファンクラブ会員を対象に、写真撮影会やサイン会などが行われた。
ライオンデッキでは、選手とファンが足湯に入りながら話すことができる『足湯グリーティング』を実施。足湯で体を温め、トークで心を温める、穏やかな時間が流れていた。メインイベントのオープニングでドームに美声を響かせた杉山遙希投手も、ファンと和やかに交流した。

また、今回はオプションとしてブランケットやマフラー、今季大ヒットグッズのビッグチェーンネックレスが付いたチケットを販売。購入者を対象に、選手によるお渡し会が実施された。
糸川亮太投手は「ホームランおめでとうございます!」と選手がビッグチェーンネックレスをかけるシーンを再現。甲斐野央投手はメインステージで着ていた派手な衣装を着たまま登場し、ファンを楽しませた。

“圧倒的至近距離”を合言葉にさまざまなイベントで選手とファンの交流が行われた今回の『LIONS THANKS FESTA 2025 supported by Olive』。選手たちをより身近に感じられる一日となったのではないだろうか。
取材・文 丹羽海凪
