一発出れば逆転のピンチ…… 千葉ロッテ・中森俊介の「1球火消し」

パ・リーグ インサイト

2025.11.25(火) 17:00

千葉ロッテマリーンズ・中森俊介投手 ©パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・中森俊介投手 ©パーソル パ・リーグTV

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 11月25日(火)のきょうは、千葉ロッテ・中森俊介投手による渾身の「1球火消し」を振り返ります。

嫌な流れを断ち切った渾身のストレート

 5月15日、東京ドームで行われた東北楽天対千葉ロッテの一戦。藤原恭大選手が2打席連続適時打を放ち、序盤からリードを得た千葉ロッテは、6回表にソト選手の5号ソロが飛び出すなど、中盤以降も得点を重ねました。

 しかし、5対0で迎えた7回裏、2番手・八木彬投手が2死1、2塁から浅村栄斗選手に適時打を浴びると、続く阿部寿樹選手にも安打を許し、2死満塁に。さらに堀内謙伍選手には押し出し四球を与え、3点差に詰め寄られます。

 なおも2死満塁、一発が出れば逆転の場面でマウンドに上がったのが中森俊介投手でした。小深田大翔選手と相対すると、真ん中高めに投じた初球のストレートで三邪飛に打ち取り、わずか1球でこのピンチを脱しました。

 中森投手は今季、開幕から中継ぎとして起用され、5月13日・東北楽天戦でのプロ初ホールドから4試合連続ホールドをマーク。6月12日・広島戦では1イニングを9球で退け、プロ初セーブも挙げました。

 7月中旬以降は腰痛により登板機会がありませんでしたが、前半戦で25試合、2勝2敗、10ホールド、5セーブ、防御率1.23の好成績を残していただけに、来季も期待が高まります。

 明日11月26日(水)は、野球の華!「ホームラン」特集をお届け。福岡ソフトバンク・山川穂高選手が放った3本の満塁弾をピックアップします。

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