寅年生まれがパをアツくする!
ついに球春到来! あらためて、今年は「寅年」ですね。「丑年」だった昨年はオリックスがリーグ優勝、年男だったオリックス・吉田凌投手、千葉ロッテ・荻野貴司選手、北海道日本ハム・伊藤大海投手も好調のシーズンでした。(昨年の年男の記事はこちら)
これまでの寅年の優勝チームを見ると、西武とロッテの優勝が多くみて取れるのもおもしろい傾向。
そこで今回は埼玉西武と千葉ロッテの「寅年」生まれの選手を紹介します。
埼玉西武は、昨季5年ぶりのBクラス。今年こそ日本一を目指す埼玉西武の年男は、今井達也投手、渡部健人選手、若林楽人選手など。今井投手は昨季25試合に登板して8勝をマーク。初の規定投球回を達成しました。今季も先発ローテーションの一角として勝ち星を重ねたいところ。
プロ2年目の渡部選手は、初安打で初本塁打を記録。4月以降は二軍で実践経験を積み、ファーム本塁打王&打点王に輝きました。渡部選手がスタメンに食い込めば、自慢の「山賊打線」により迫力が増します。若林選手は昨季44試合で20盗塁と自慢の俊足を飛ばしていましたが、怪我により無念の離脱。まずは、万全の状態で一軍の球場に戻ってきてほしいところです。
2010年にはリーグ3位ながらも、CSを突破して日本一に輝いた千葉ロッテでは、種市篤暉投手、鈴木昭汰投手、佐藤都志也選手などが年男です。種市投手は、トミージョン手術からの復帰を目指します。鈴木投手は、昨季23試合に出場して先発や中継ぎを経験。ルーキーながらも頼もしい投球を見せてくれました。ちなみに、種市投手と鈴木投手は1998年9月7日生まれと生年月日がまったく一緒。2人そろった活躍が今から楽しみですね。
佐藤選手は、62試合に出場し打率.205とまだまだ成長途中も、CS初戦ではサヨナラ打を放つなど持ち前の勝負強さが光りました。「打てる捕手」として正捕手争いでしのぎを削ります。また、チームを率いる井口資仁監督も1974年の寅年生まれです。
オレたちも「寅年」! 寅にまつわる名前の選手たち
また、パ・リーグには「寅」にまつわる名前の選手も多数在籍しています。その筆頭はやはりオリックス・伏見寅威選手(午年生まれ)。昨季はキャリアハイの91試合に出場し、チームのリーグ優勝に貢献しました。今季もスタメンマスクに定着し、悲願の日本一を目指します。そして千葉ロッテのドラフト1位ルーキー・松川虎生選手(未年生まれ)も、春季キャンプ一軍スタートとアピールのチャンス。高校通算43本塁打の持ち前のパワーに期待がかかります。
そして寅は英語で「タイガー」ということで、千葉ロッテ・平沢大河選手、埼玉西武・タイシンガー・ブランドン大河選手も「たいが」で寅にまつわる名前ではないでしょうか。平沢選手(丑年)は2年連続一軍出場なしとプロ7年目の今季は勝負の年。レギュラーの座を虎視眈々と狙います。ブランドン選手は1998年生まれの年男でもあります。昨季はプロ初本塁打を含む3本塁打を放ちました。
以上、埼玉西武と千葉ロッテの年男や寅にまつわる名前の選手たちを紹介しましたが、他球団にもたくさんの年男が在籍しています。「寅」にまつわる選手にぜひ、注目してみてください。
文・下村琴葉
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