6月12日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、2対4で福岡ソフトバンクが逆転負け。2012年以来9年ぶりの交流戦負け越しが決まった。
福岡ソフトバンクは2回裏、2死1塁から松田宣浩選手の3試合ぶりの安打が適時二塁打となり、1点を先制。さらに4回裏にはこの回先頭の柳田悠岐選手が逆方向へ14号ソロを叩き込む。貴重な追加点を挙げた一発で柳田選手はプロ通算200号を達成し、拍手でベンチに迎え入れられた。
先発のマルティネス投手は、初回に招いた2死1、3塁のピンチを無失点で切り抜けて流れに乗ると、5回まで東京ヤクルト打線を無失点に封じ込める。しかし6回表に山田哲人選手の15号ソロで1点を失うと、続く7回表には中村悠平選手に同点打を許し、6勝目はお預けとなった。
8回表からは板東湧梧投手が登板。ここまで9試合連続無失点と好投を続けていたが、味方失策で先頭打者に出塁を許すと、山田哲人選手に2打席連続の16号2ランを浴びて勝ち越しを許す。2点ビハインドで迎えた8回裏、9回裏はともに走者を出したが本塁が遠く、2対4のまま試合終了。
先発のマルティネス投手が7回2失点と試合をつくるも、打線が中盤以降得点を奪えず。終盤の失策にも泣き、逆転負けを喫した。なお、柳田悠岐選手は4回裏に達成したプロ通算200号について、「まさか自分がここまで打てるとは思いませんでした。 これからも積み重ねていけるように、まず次の1本を打つことを目標に頑張っていきます」とコメントした。
123456789 計
ヤ 000001120 4
ソ 010100000 2
ヤ ○小川泰弘-今野龍太-梅野雄吾-Sマクガフ
ソ マルティネス-●板東湧梧-津森宥紀
文・吉村穂乃香
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