栗山巧が史上52人目の2000試合出場達成! 今井達也も7回2失点の粘投で今季4勝目

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2021.6.12(土) 17:26

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月12日、メットライフドームで行われた埼玉西武と中日の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、7対3で埼玉西武が勝利。

 打線は1回裏、1死2、3塁としてこの試合4番に入った呉念庭選手が「4番というのは意識せず、4番目の打者として打席に立ちました」とファースト強襲の適時内野安打で先制する。さらにスパンジェンバーグ選手の3点適時三塁打、愛斗選手の適時二塁打、柘植世那選手の犠飛で5点を追加。初回から中日の先発・岡野祐一郎投手に対し打者一巡の猛攻で6点を奪った。

 埼玉西武の先発は今井達也投手。援護をもらった直後の2回表、中日打線に連打を浴びて2点を失う。しかし以降は走者を許しながらも粘りのピッチングで、追加点を与えない。5回裏には山川穂高選手の犠飛で1点を追加し、5点差とする。今井投手は7回表には2者連続の四球を与えたが、後続を併殺に打ち取り7回7安打5四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。

 継投に入った8回表は、森脇亮介投手が桂依央利選手の1号ソロを浴びながらも最小失点でつなぐ。4点差となった9回表はギャレット投手が登板し、3者凡退で締めて7対3で試合終了。

 勝利した埼玉西武は初回に大量点を挙げ、そのまま投手陣がリードを守りきった。先発の今井投手が7回7安打2失点の粘投。「全体的に今日の投球を振り返ると、先発として最低限の仕事はできたのかな、と思います。登板前から今日の試合で栗山さんが2000試合出場と知っていました。記念の試合ですので勝ちで飾りたいと思っていました」と振り返った。

 打線は先発マスクを務めた柘植世那選手が3安打1打点の活躍。金子侑司選手、呉念庭選手も2安打を記録した。また、3番・DHでスタメン出場した栗山巧選手が通算2000試合出場を達成。「こうしてメットライフドームのファンの前で節目の記録を迎えることができたことをうれしく思います」とコメントした。

  123456789 計
中 020000010 3
西 60001000X 7

中 ●岡野祐一郎-橋本侑樹-山本拓実-藤嶋健人
西 ○今井達也-森脇亮介-ギャレット

文・丹羽海凪

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