マーティンとレアードが好機に活躍も......美馬学の乱調で千葉ロッテが巨人に2連敗

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2021.6.12(土) 18:00

千葉ロッテマリーンズ・美馬学投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・美馬学投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと巨人の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、4対11で千葉ロッテが大敗。巨人とのカード負け越しと今季の交流戦負け越しが決まった。

 千葉ロッテは1回表、先発・美馬学投手が連打でピンチを背負うと、巨人の4番・岡本和真選手に18号3ランを浴びて先制点を許してしまう。2回表を3者凡退に抑えて立ち直ったかに見えたものの、3回表に亀井善行選手の適時打で1点を失うと、岡本和選手に2打席連続となる19号3ランを被弾。さらに中島宏之選手にも4号3ランを許すなど、この回7連打で7点を失う結果となり、イニング途中で降板となった。

 一方、打線は1回裏、1番・荻野貴司選手が安打で出塁すると、2番・マーティン選手の適時二塁打とレアード選手にも適時二塁打が生まれて2点を返す。8点差と大きくリードを奪われてしまったが、2番手の中村稔弥投手は4イニングを投げて無失点と試合を立て直す。しかし5イニング目に差し掛かった7回表に1点を失い、スコアは11対2に。

 追いかける打線は中盤以降、巨人先発の戸郷翔征投手に抑え込まれていたが、8回裏に巨人の2番手・戸根千明投手からマーティン選手と中村奨吾選手の適時打で2点を返した。しかし9回裏は無得点に終わり、4対11で試合終了。

 敗れた千葉ロッテは先発の美馬投手が2.0回61球10安打1奪三振10失点と2試合連続で大きく崩れた結果となり、今季4敗目。打線は序盤に2点を返したが、点差を付けられた中盤からは8回裏の2得点にとどまった。

  123456789 計
巨 307000100 11
ロ 200000020 4

巨 ○戸郷翔征-戸根千明-田中豊樹
ロ ●美馬学-中村稔弥-フローレス-横山陸人

文・和田信

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