武田翔太、松本裕樹が2失点リレーも、打線が7安打無得点に終わり鷹が竜に完封負け

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2021.5.25(火) 20:48

福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月25日、バンデリンドームで行われた中日と福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦 2021」第1回戦は、0対2で福岡ソフトバンクが敗戦。2年ぶりに開催された交流戦の初戦を勝利で飾ることはできなかった。

 福岡ソフトバンク先発の武田翔太投手は初回、2死から 福田永将選手に安打を許したが、後続を三振に仕留めて無失点に抑える。しかし3回裏、三ツ俣大樹選手の安打などで1死1、3塁のピンチを招くと、3番・福田選手、4番・ビシエド選手に連続適時打を浴び、この回2失点。続く4回裏にも得点圏に走者を背負ったが無失点で切り抜けると、5回裏には今試合初めて3者凡退に抑えるなど尻上がりに調子を上げ、6回8安打1四球3奪三振2失点の内容で降板した。

 一方の打線は初回、中日先発・柳裕也投手から3番・栗原陵矢選手、4番・柳田悠岐選手の連打で2死1、2塁の好機をつくったが、ここは中村晃選手が三振に倒れて先制ならず。5回表には、1死から先発・武田投手が自ら安打を放ち、糸口をつかんだかと思われたが、後続が倒れてここも無得点に。続く7回表には、バレンティン選手、明石健志選手と代打攻勢を仕掛けたが、追い付く事ができない。

 福岡ソフトバンクは2番手・松本裕樹投手が7回裏を3者凡退、8回裏も3人で抑えて、打線の援護を待ったが、9回表の攻撃は代打・長谷川勇也選手の二塁打を生かせず、0対2で試合終了。打線は7安打を放ちながらも無得点と、要所での一本が出ず、好投した武田投手、松本投手を援護できなかった。

  123456789 計
ソ 000000000 0
中 00200000X 2

ソ ●武田翔太-松本裕樹
中 ○柳裕也-福敬登-S又吉克樹

文・鈴木優菜

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