10月27日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天イーグルスの第20回戦は、4対3で埼玉西武が勝利し、2位・千葉ロッテとのゲーム差を「2」に縮めた。
埼玉西武は1回裏、楽天の先発・則本昂大投手の立ち上がりを攻める。先頭の金子侑司選手の安打や、栗山巧選手の四球でチャンスを作ると、外崎修汰選手がレフトへ技ありの適時打を放ち、先制に成功する。
直後の2回表、埼玉西武先発の高橋光成投手が捕まった。先頭の島内宏明選手の内野安打などで、ピンチを背負うと、渡邊佳明選手に適時打で同点に。4回表には下妻貴寛選手にレフトフェンス直撃の2点適時打を浴び、2点のリードを許した。
2回以降得点がなかった埼玉西武は5回裏、木村文紀選手が敵失策で出塁すると、続く金子侑司選手の安打、源田壮亮選手の犠打で1死2,3塁の好機を演出。続く森友哉選手が5球目の甘く入ったストレートを振りぬくと、打球はそのままバックスクリーンに飛び込んだ。森選手の9号3ランで、埼玉西武が逆転した。
高橋光成投手は尻上がりに調子を上げ、5回以降3イニング連続3者凡退に抑え、マウンドを後に託す。以降は8回表を平良海馬投手、9回表を守護神・増田達至投手が無失点に抑え、試合終了。
勝利した埼玉西武は、高橋光成投手が7回108球4安打3四球6奪三振3失点の粘投で、8勝目をマークした。一方敗れた楽天は、先発の則本昂大投手が7回6安打3四球9奪三振4失点(自責3)の力投。打線は序盤に3得点を挙げたが、5回以降は無安打に終わった。
123456789 計
楽 010200000 3
西 10003000X 4
楽 ●則本昂大-牧田和久
西 ○高橋光成-平良海馬-S増田達至
文・鈴木海斗
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