平良海馬~最速160キロの直球で打者をねじ伏せる2020年パ・リーグ新人王~(埼玉西武ライオンズ)【インサイト的選手名鑑】

2020.4.3(金) 12:00 パ・リーグ インサイト
ライオンズ・平良海馬 これは打てない…『ズドン・グインと奪三振』まとめ(C)パーソル パ・リーグTV
ライオンズ・平良海馬 これは打てない…『ズドン・グインと奪三振』まとめ(C)パーソル パ・リーグTV

平良海馬(たいら・かいま)/投手

#61/1999年11月15日生まれ
173cm・100kg/右投左打


 石垣島出身、沖縄県立八重山商工高校から2017年ドラフト4位で埼玉西武に入団。150km/h台をコンスタントに出す剛速球を軸に、カットボールやチェンジアップなどキレのある変化球で三振を奪う投球が持ち味だ。2020年には勝ちパターンの一角として54試合に登板し、防御率1.87と好成績を収め、パ・リーグの新人王に輝いた。

 甲子園出場経験はないものの、高校時代から最速150㎞/hを超える直球で注目を集めていた。プロ1年目の2018年は二軍で10試合に登板、16.2回で21奪三振と潜在能力の高さを見せた。同年オフには地元石垣島で元チームメイトの菊池雄星投手とともに自主トレを行い、多くを学んだ。

 そして2年目の2019年、7月19日のオリックス戦で3点ビハインドの9回表にプロ初登板を果たすと、1回を無失点に抑えチームの同点劇を呼び込む。その後は点差の開いた場面や、ビハインド時の登板で経験を積み、8月23日の楽天戦では7回1点リードの場面で登板。見事初ホールドを挙げ、そのまま勝ちパターンに定着した。最終的に26試合2勝1敗6ホールド24回23奪三振、防御率3.38の成績を残した。

 2020年は7月に自身最速、そして日本人6人目の160km/hをマーク。さらに9月から10月にかけては20試合連続無失点と圧倒的な投球を見せた。最終的にはリーグトップタイの54試合に登板し33ホールド、被打率.129、奪三振率10.53で防御率1.87とトップレベルの数字を残した。2021年はリリーフとして起用されることが明言されているが、将来的には先発も希望。まだ21歳という若き右腕の、これからの成長にも期待だ。

【2020年一軍成績】
54試合1勝0敗33H1S 53回 62奪三振、防御率1.87 WHIP0.96


(2021/1/26追記)

文・沼田悟

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