8月12日、 ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第8回戦は、北海道日本ハムが12対4で勝利し、対戦成績を五分に戻した。また、宮西尚生投手が通算350ホールドを達成した。
北海道日本ハムは初回、2死から3番・近藤健介選手が安打で出塁すると、続く4番・中田翔選手が千葉ロッテの先発・小島和哉投手の変化球を左翼席にたたき込み、先制に成功。さらに2回表、8番・宇佐見真吾選手の適時打と9番・石井一成選手の犠飛でリードを4点に広げる。
援護を受けた北海道日本ハムの先発・加藤貴之投手は、緩急をつけた投球で千葉ロッテ打線に付け入る隙を与えず、4回2安打無失点で降板。後を受けた井口和朋投手は安田尚憲選手の適時打で1点を献上するも、それ以上の得点は与えず。6回表は3番手・玉井大翔投手が無失点でつなぎ、4対1の北海道日本ハムリードで試合は終盤へ。
7回表、中田選手の今日2本目となる15号3ランで千葉ロッテを突き放す。直後の7回裏に4番手・堀瑞輝投手が井上晴哉選手に3ランを浴びたが、リードは変わらず。8回裏は宮西尚生投手が無失点でつなぎ、前人未到の通算350ホールドを達成した。
9回表には3番・近藤選手、4番・中田選手の連続適時打で2点を奪うと、6番・渡邉諒選手に4号3ランが生まれ、リードを6点に広げる。そして最終9回裏は、金子弌大投手が危なげない投球で締めて試合終了。北海道日本ハムが12対4で勝利を収めた。
勝利した北海道日本ハムは、先発・加藤貴之投手が4回2安打4四球無失点の好投を披露。6番手で登板した宮西尚生投手は、1イニングを無失点で抑えて通算350ホールドを達成した。打線は、中田翔選手が初回にリーグトップタイの14号2ランを放つと、7回には15号3ランを放ち、単独トップに躍り出た。
一方敗れた千葉ロッテは、先発した小島和哉投手が7回途中7安打3四球6失点と振るわず、3番手・成田翔投手も大きく崩れた。打線は2回以降毎回走者を出すも、つながりを欠いた。
123456789 計
日 220000305 12
ロ 000010300 4
日 加藤貴之-井口和朋-○玉井大翔-堀瑞輝-西村天裕-宮西尚生-金子弌大
ロ ●小島和哉-南昌輝-成田翔
文・後藤万結子
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