森友哉が2試合連続猛打賞。16安打9得点を挙げた埼玉西武が乱打戦を制す

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2020.6.12(金) 21:19

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月12日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの練習試合は、9対6で埼玉西武が勝利。連日の16安打と打線が爆発し、乱打戦を制した。

 埼玉西武は開幕投手に内定しているニール投手が先発したが、初回から大きく打ち込まれた。1回表、連打からピンチを招くと、荻野貴司選手の適時打、レアード選手の犠飛で2失点。

 2回表は福田秀平選手にソロを被弾、3回表には安田尚憲選手の犠飛を許し、さらに2失点。4回表には守備の乱れもあって2点を失い、結果的に5回打者27人に対し99球、8安打3四死球6失点(5失点)と、シーズン開幕戦に向けて不安が残る内容となった。

 一方埼玉西武の「獅子おどし打線」は絶好調。1回裏に山川穂高選手の3ランで逆転すると、3回裏に暴投の間に1点を追加。4回裏には、川越誠司選手の2ラン、森友哉選手の適時二塁打で4得点。千葉ロッテ先発の石川歩投手を攻略し、8対6とリードを奪った。

 5回裏にも栗山巧選手の適時打で1点を追加した埼玉西武。試合が折り返した6回表から継投に入ると、ギャレット投手、平井克典投手、宮川哲投手、平良海馬投手がそれぞれ走者を背負いながらも1イニングを無失点でつなぎ、9対6で試合終了。

 勝利した埼玉西武は、先発のニール投手が崩れたが、後を託されたリリーフ陣が好投を披露。自慢の打線では、森選手が2試合連続猛打賞を記録するなど、16安打9得点を挙げた。

 敗れた千葉ロッテは、開幕投手に内定している石川投手が4回10安打8失点の乱調。打線では1番に入った福田秀選手が4打数4安打1本塁打をマークするなど、12安打で6点を挙げたが、序盤の失点が重くのしかかった。

  123456789 計
ロ 211200000 6
西 30141000X 9

ロ 石川歩-中村稔弥-石崎剛-チェン
西 ニール-ギャレット-平井克典-宮川哲-平良海馬

文・東海林諒平

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