2月27日、アイビースタジアムで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の「球春みやざきベースボールゲームズ」は、7対2で福岡ソフトバンクが勝利。25日、26日の千葉ロッテ戦に続き、3連勝を飾った。
試合が動いたのは2回裏。8番・牧原大成選手が相手の守備の乱れの間に出塁、2塁まで進むと、1番・周東佑京選手の右前打の間に一気に生還。福岡ソフトバンクが先制する。
続く3回表、先発の石川柊太投手が埼玉西武のスパンジェンバーグ選手に同点ソロを浴びるが、直後の3回裏に福岡ソフトバンクが猛攻を仕掛ける。先頭の今宮選手、中村晃選手が連続四球で無死1,2塁とすると、甲斐拓也選手の適時打で勝ち越し。牧原選手、周東選手にも適時打が飛び出し、この回一挙4得点。4回裏にも甲斐拓也選手が適時打を放ち、6対1と埼玉西武を突き放した。
先発調整を続けている埼玉西武・平良海馬投手は3回を投げ83球、6安打6四球5失点と非常に厳しい内容に。しかし、今年から支配下へ復帰した3番手・與座海人投手は3イニング連続3者凡退の好投を見せた。
埼玉西武は7回表に代打・木村文紀選手の適時二塁打で1点を返すものの、8回裏にそれまで好投を続けていた與座投手が捕まってしまう。福岡ソフトバンクの9番・柳町達選手に右前打を許すと、2番・栗原陵矢選手に適時二塁打を放たれ、点差は再び5点差に。福岡ソフトバンク5点リードの9回表は高橋純平投手が3者凡退に抑え、7対2で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、周東選手が3打点。2番手の松本裕樹投手も3イニング連続3者凡退の好投を見せるなど、攻守がかみ合った。敗れた埼玉西武は先発・平良海馬投手が大きく崩れ、打線も援護できなかった。
123456789 計
西 001000100 2
ソ 01410001x 7
西 平良海馬-田村伊知郎-與座海人
ソ 石川柊太-松本裕樹-松田遼馬-泉圭輔-高橋純平
文・粟盛優佳
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