2月26日、アイビースタジアムで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの「球春みやざきベースボールゲームズ」の2戦目は、6対4で福岡ソフトバンクが勝利を飾った。
福岡ソフトバンク先発・バンデンハーク投手は初回から得点圏に走者を出しながらも2回以降は立ち直り、3回を3奪三振無失点に抑える。対する千葉ロッテ先発・小島和哉投手も初回こそ3者凡退に抑えるが、2回は1死満塁のピンチを迎えると連続三振で切り抜ける。3回にも2死から二塁打を打たれるもホームは踏ませず。こちらも3回を4奪三振無失点に抑える。
中盤の4回表に差し掛かると、千葉ロッテが均衡を破る。2死から菅野剛士選手、安田尚憲選手の連打で1,3塁とすると、柿沼友哉選手の適時内野安打で先制に成功。6回表にも千葉ロッテは無死満塁のチャンスから、藤原恭大選手の右前適時打に失策も絡み3点を挙げるなど、2番手として登板した二保旭投手から4点を奪う。
福岡ソフトバンクは継投に入った千葉ロッテを一発攻勢で追撃する。先制された直後の4回裏には2番手・南昌輝投手から甲斐拓也選手の1号ソロで同点に追いつき、2点を勝ち越された6回裏には3番手・大谷智久投手からバレンティン選手が1号2ランを打ち1点差に迫る。
7回表から福岡ソフトバンクは3番手・津森宥紀投手が登板。無死1,2塁のピンチを背負うが、3者連続三振に抑えるなど2回を投げて4奪三振無失点の好リリーフ。
そして8回裏、ここで遂に福岡ソフトバンク打線がつながる。6番手として登板したチェン投手を2安打と四球で攻め立てると無死満塁からパスボールで同点に追いつき、九鬼隆平選手の中犠飛で勝ち越しに成功した。続くリチャード選手も中前適時打で福岡ソフトバンクが終盤に2点のリードを奪う。
6対4で迎えた9回表、福岡ソフトバンクは4番手・川原弘之投手が登板し、1奪三振無失点に抑えてリードを保った。両チームの取り決めにより行われた9回裏は、8回裏から登板しているチェン投手が無失点に抑え、試合終了。福岡ソフトバンクが勝利を飾った。
勝利した福岡ソフトバンクは、甲斐拓也選手に本塁打が飛び出した。また、「4番・指名打者」でスタメン出場したバレンティン選手は移籍後初本塁打を打った。敗れた千葉ロッテは中盤に打線がつながり4点を挙げたものの、終盤にミスも絡み救援陣がリードを守ることができず。今日の敗戦で対外試合9連敗となった。
123456789 計
ロ 000103000 4
ソ 000112030 6
ロ 小島和哉-南昌輝-東條大樹-大谷智久-田中靖洋-チェン
ソ バンデンハーク-二保旭-津森宥紀-川原弘之
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