3月6日(水)・7日(木)のから2日間、京セラドーム大阪で「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」が開催される。日本代表選手として出場する、パ・リーグ野手陣の昨シーズンの活躍を紹介していく。
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古賀悠斗(100試合、打率.218、2本塁打、20打点)
埼玉西武の正捕手争いを一歩リードした古賀悠斗選手が、「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に続き侍ジャパンに選出された。昨季は前年の26試合から大きく増やし100試合に出場。持ち味の強肩を生かし、リーグトップの盗塁阻止率.412を記録した。また高橋光成投手、與座海人投手、隅田知一郎投手の完封勝利をリードするなど埼玉西武の投手陣を支えた。
源田壮亮(100試合、打率.257、0本塁打、22打点)
埼玉西武・源田壮亮選手は「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」での右手小指の骨折により出遅れるも、5月26日のオリックス戦から合流。以降は「たまらん」守備を連発して6年連続となるゴールデングラブ賞を獲得した。9月3日の福岡ソフトバンク戦では、周東佑京選手の打球を捌いてジャンピングスロー。見事遊ゴロに仕留める好守も披露している。
紅林弘太郎(127試合、打率.275、8本塁打、39打点)
「打てる遊撃手」として成長したオリックス・紅林弘太郎選手は侍ジャパン初選出となった。昨季は5月24日の東北楽天戦での自身初となるサヨナラホームランや、リーグ3連覇がかかった9月20日の千葉ロッテ戦での同点打など、記憶に残る活躍が光った。さらに、遊撃手トップの守備率.989を残し、初めてベストナインも受賞している。
近藤健介(143試合、打率.303、26本塁打、87打点)
福岡ソフトバンク・近藤健介選手は、移籍1年目のシーズンに自身初となる全試合出場を達成し、ゴールデングラブ賞も獲得。打率は首位打者・頓宮裕真選手にわずか4厘及ばなかったものの、26本塁打、87打点で打撃二冠にも輝いた。10月9日のオリックス戦、チームのシーズン最終戦・最終打席で放った本塁打がリーグ最多に並ぶ26号と、劇的な一発だった。
万波中正(141試合、打率.265、25本塁打、74打点)
長打力と強肩を武器に、昨季大ブレイクを果たした北海道日本ハム・万波中正選手。シーズン最終盤まで激しい最多本塁打争いを繰り広げた末、25本塁打で最多本塁打には1本届かなかったが、キャリアハイを大きく更新する格好となった。9月16日の福岡ソフトバンク戦では、いずれも自身初となる先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を放ち、球場を沸かせた。
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