【FA権行使もあれば残留も】きょうのパ・リーグ【11月1日】

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埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

◇埼玉西武 森友哉がFA権を行使

 埼玉西武・森友哉選手が、国内FA権の行使を表明した。9年目の今季は102試合に出場、打率.251、8本塁打、38打点をマーク。8月に国内FA権を取得していた。通算926試合で打率.289、909安打、102本塁打、449打点の打棒に加え、27歳と若い。獅子の正捕手争奪戦の動向に注目したい。

◇森選手 コメント
「このたびFA権を行使しました。ライオンズに入団して以来、ここまで育てていただき、そのおかげで手にした権利ですので、ライオンズには本当に感謝しています。

 シーズン中に権利を取得しましたが、権利のことを意識し始めたのはシーズンが終わってからです。それまでは、リーグ優勝もかかっていましたし、また何とかCSを勝ち上がりたいということで頭がいっぱいでした。

 球団の方と話をさせていただくなかで、自分のことを必要としてくれているという思いを強く感じました。その一方で、自分に興味を持ってくれる球団があれば、その話も聞いてみたいと思っています。今後、自分なりに頭の中を整理して、将来について考えるつもりです。まずは、選んでいただいた侍ジャパンで、チームに貢献できるよう集中して臨みたいです」

 また、ドラフト会議で契約交渉権を獲得したドラフト2位・古川雄大選手(佐伯鶴城高校)に指名あいさつを行った。

◇古川選手 コメント
「あらためて埼玉西武ライオンズから指名していただいたことを実感し、とてもうれしく思っています。ライオンズは打線がいいイメージがあります。早く自分もその一員になって、プロ1年目からでもチームに貢献できるよう、しっかりと準備をしていきます。将来的には、トリプルスリーの達成を目標にしています。そしていずれは、プロ野球界を代表する選手になりたいです」

◇北海道日本ハム 一軍コーチ陣容発表

 2023シーズンの北海道日本ハム及び新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」を盛り上げる球団公式チアチーム「ファイターズガール」の新メンバー募集を本日から開始。今季、球界を席巻した「きつねダンス」パフォーマンスで、民放の歌番組に出演するなど、話題となった。応募は11月28日(月)までとなる。

 また、ロドリゲス投手と2023シーズンの契約合意を発表。来日5年目の今季は、22試合で3勝2敗、防御率2.20の成績だった。

◇ロドリゲス投手 コメント
「ドミニカに次ぐ私の“ホーム”である北海道に来季も帰ってくる事が決まり、大変うれしく思います。この機会を与えていただいたフロント陣と監督、コーチに加え、これまでサポートしてくれたチームメート、ファンのみなさまと家族に感謝したいと思います。来季は優勝できるよう、自分自身もこれまで以上に努力し、チームに貢献したいと思います。ファンの皆様とお会いできる日を楽しみにしています!」

 コーチ陣の配置転換も発表され、代田建紀プロスカウト、飯山裕志ファーム内野守備走塁コーチが一軍コーチに。島崎毅投手コーチ、稲田直人内野守備走塁コーチ、紺田敏正外野守備走塁コーチはそれぞれファームコーチとなることが決定した。2023シーズンの一軍は、以下の陣容で戦う。

新庄剛志監督
林孝哉ヘッドコーチ
建山義紀投手コーチ
加藤武治投手コーチ
八木裕打撃コーチ
山田勝彦バッテリーコーチ
飯山裕志内野守備走塁コーチ
森本稀哲外野守備走塁コーチ
代田建紀データ分析担当兼走塁コーチ

◇東北楽天 FA権取得の辛島航と契約合意

 東北楽天は、辛島航投手と契約合意したと発表。14年目の今季は、17試合に先発して6勝4敗、防御率3.40の成績をマーク、6月に国内FA権を取得していた。

◇辛島投手 コメント
「楽天イーグルスに残留することに決めました。球団から良い評価をしていただき、ありがたく思います。来年こそはシーズン通してけがなく、チームの勝利に貢献し、2013年以来の日本一になれるよう精一杯がんばります」

 また、ドラフト会議で契約交渉権を獲得した育成ドラフト4位・永田颯太郎選手(国立台湾体育運動大学)に指名あいさつを行った。

◇永田選手 コメント
「東北楽天ゴールデンイーグルスに指名され、とても光栄に思います。山田スカウトからは、日本でも今と変わらぬ努力を続け、ショートのレギュラーをつかんでほしいと言われました。

 サプライズ指名で僕のことを知らない方が多いと思いますが、一日も早く支配下登録され、一軍で活躍して、ショートのレギュラーの座をつかみ、多くの人に応援される選手になります。

 まだまだ未熟ですが、プロの舞台で僕よりうまい人がたくさんいるなかで、誰にも負けないよう、たくさん練習して自分を磨いていきます。そして、両親や監督、コーチ、チームメイト、またここまでお世話になったすべての方々に恩返しができるよう、長く活躍したいと思います」

◇千葉ロッテ 松永昂大が育成投手コーチに

 千葉ロッテは、松永昂大投手が育成投手コーチに就任すると発表した。大阪ガスから2012年ドラフト1位で入団した左腕は今シーズン限りで現役を引退。今後は後進の育成に従事する。

◇松永育成投手コーチ コメント
「最初は手探り状態になるとは思いますが、つい最近まで一緒にプレーをしていた選手ばかりなのでコミュニケーションをとりながら、やっていけたらと思います。それぞれの選手の感覚をしっかりと把握したいので、会話を重ねていきたいと思います。指導をするというよりは、寄り添いながら活動をしていきたいです」

◇福岡ソフトバンク 記念展示「ありがとう松田宣浩選手」を開催

 福岡ソフトバンクは、BOSS E・ZO FUKUOKAで記念展示「ありがとう松田宣浩選手」を11月3日(木・祝)から同30日(水)まで開催する。松田宣浩選手は、17年間ホークス一筋で活躍。39歳になった今季は成績が振るわず、来季の構想外となり、現役続行を希望し退団した。

◇松田選手 通算成績
1910試合 7562打席1831安打 301本塁打991打点501四球 打率.265 出塁率.318 OPS.782

 また、2023シーズンの「ハニーズ」および「アクロバットパフォーマー」のメンバーオーディション開催を発表。1次審査は、東京(12月3日)と福岡(12月10日)の2会場で行われる。応募は各会場1次審査6日前まで。

 ほかに斉藤和巳投手コーチ、寺原隼人三軍投手コーチ、清水将海四軍バッテリーコーチの就任会見が行われた。

◇斉藤和コーチ コメント
「すでに胃が痛い。それくらいのプレッシャーも感じています。(打診を受けた際は)来たかという感じ。びっくりしたけど、うれしさの方が勝ったかな。ずっとホークスで育ったし、ホークスへの感謝の思いは引退してからも忘れていなかった。一軍投手コーチの大役。少しでもホークスに恩返しをしたい」

◇寺原コーチ コメント
「ホークスはすごくいい環境。そこでやれる選手はうらやましい。その辺も踏まえて、その中で成長できるように選手と接していきたいし、まずはしっかりコミュニケーションをとって向き合っていきたい」

◇清水コーチ コメント
「新設する四軍。どのようにコミュニケーションをとってやっていこうかと考えています。ここ数年間は外からホークスを見ていましたが、勢いのある印象。今回は四軍を担当するので、チームの土台のところになる。選手の底上げをしていきたい」


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