5月9日、森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対北海道日本ハム6回戦は、4対3で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発・小孫竜二投手は、初回を3者凡退に仕留める立ち上がり。2回表に2四球で無死1、2塁のピンチを招くも、後続を併殺打に打ち取り得点は与えない。2番手・林優樹投手は3回表を無失点でつないだが、4回表に適時打を浴び、先制を許す。

　打線は4回裏、入江大樹選手の二塁打と暴投で無死3塁とすると、1死から島内宏明選手の適時打で同点に追い付く。5回表2死から江原雅裕投手が3連打で1点を失ったが、6回裏に吉納翼選手の安打と2つの四球で1死満塁とし、永田颯太郎選手の押し出し四球で再び試合は振り出しに。7回表から2イニングは、津留崎大成投手が無失点でつなぐ。

　その後、8回裏に内野安打と2四球で1死満塁の好機を得ると、永田選手の適時内野安打で勝ち越しに成功。なおも2死満塁から武藤敦貴選手の押し出し四球で1点を追加する。

　9回表に泰勝利投手が1点を失うも、リードは守り4対3で試合は終了した。勝利した東北楽天は、小孫投手と津留崎投手が2回無失点の好投。打線は武藤選手と島内選手が2安打1打点の活躍で、チームは3連勝を飾った。

　敗れた北海道日本ハムは、先発のバーヘイゲン投手が5回82球7安打1四球1奪三振1失点の粘投も、北浦竜次投手、松浦慶斗投手の制球が乱れた。なお、宮崎一樹選手は今季初の3安打、今試合から二軍出場の松本剛選手は2安打1四球をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００１１０００１ ３
楽 ０００１０１０２Ｘ ４

日 バーヘイゲン-北浦竜次-●松浦慶斗-山本晃大
楽 小孫竜二-林優樹-江原雅裕-○津留崎大成-S泰勝利

文・薗田陽和

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