今季最多の21安打17得点で東北楽天が快勝! 浅村栄斗&炭谷銀仁朗がマルチ本塁打

パ・リーグ インサイト

2022.7.20(水) 21:45

東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月20日、北九州市民球場で行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第11回戦は、17対3で東北楽天が勝利した。

 東北楽天は初回、辰己涼介選手の先頭打者本塁打で幸先よく先制に成功。無死1塁から浅村栄斗選手が16号2ランをスタンドにたたき込むと、岡島豪郎選手の適時打でも追加点を奪う。さらに、2死3塁とした場面では炭谷銀仁朗選手にこの回3本目の本塁打が生まれ、一挙6得点のビッグイニングとなった。

 2回表にも1、2塁の好機を演出した東北楽天打線は、島内宏明選手、岡島選手の適時打で2点を追加する。3回表には、浅村選手のこの試合2本目となる17号3ランで11点目を挙げた。これにより、チームは4試合連続となる2桁安打にも到達。

 大量援護をもらった先発の瀧中瞭太投手は、2回裏にデスパイネ選手の5号ソロで1点を失うも、5回まで毎回奪三振とすぐさま立て直す。一方の打線は4回表、鈴木大地選手の安打で早くも先発全員安打を達成。その後、無死2、3塁にチャンスを広げると、2本の適時打などで4点を追加した。

 5回表、炭谷選手にもマルチ本塁打となる3号ソロが生まれる。なおも攻勢をかけ続け、6回表には銀次選手の適時打で17対1とした。瀧中投手も相手打線に付け入る隙を与えることなく、7回101球5安打7奪三振1失点で降板。

 8回裏にマウンドに上がった酒居知史投手が三者凡退に抑え、9回裏は石橋良太投手が登板した。1死1、2塁から野村大樹選手の適時打などで2点を失ったが、2死3塁から谷川原健太選手を投ゴロに仕留め、17対3で試合終了。

 勝利した東北楽天は、6回まで毎回得点と打線が爆発。先発出場した野手のうち5人が猛打賞を記録、8人が打点を挙げ、最終的に21安打17得点を記録した。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発の大関友久投手が2回8失点と試合をつくれず。救援陣も次々に失点を重ねた。

  123456789 計
楽 623411000 17
ソ 010000002 3

楽 ○瀧中瞭太-酒居知史-石橋良太
ソ ●大関友久-中村亮太-笠谷俊介-椎野新-森唯斗-津森宥紀

文・吉村穂乃香

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