戦評
7月20日、北九州市民球場で行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第11回戦は、17対3で東北楽天が勝利した。
東北楽天は初回、辰己涼介選手の先頭打者本塁打で幸先よく先制に成功。無死1塁から浅村栄斗選手が16号2ランをスタンドにたたき込むと、岡島豪郎選手の適時打でも追加点を奪う。さらに、2死3塁とした場面では炭谷銀仁朗選手にこの回3本目の本塁打が生まれ、一挙6得点のビッグイニングとなった。
2回表にも1、2塁の好機を演出した東北楽天打線は、島内宏明選手、岡島選手の適時打で2点を追加する。3回表には、浅村選手のこの試合2本目となる17号3ランで11点目を挙げた。これにより、チームは4試合連続となる2桁安打にも到達。
大量援護をもらった先発の瀧中瞭太投手は、2回裏にデスパイネ選手の5号ソロで1点を失うも、5回まで毎回奪三振とすぐさま立て直す。一方の打線は4回表、鈴木大地選手の安打で早くも先発全員安打を達成。その後、無死2、3塁にチャンスを広げると、2本の適時打などで4点を追加した。
5回表、炭谷選手にもマルチ本塁打となる3号ソロが生まれる。なおも攻勢をかけ続け、6回表には銀次選手の適時打で17対1とした。瀧中投手も相手打線に付け入る隙を与えることなく、7回101球5安打7奪三振1失点で降板。
8回裏にマウンドに上がった酒居知史投手が三者凡退に抑え、9回裏は石橋良太投手が登板した。1死1、2塁から野村大樹選手の適時打などで2点を失ったが、2死3塁から谷川原健太選手を投ゴロに仕留め、17対3で試合終了。
勝利した東北楽天は、6回まで毎回得点と打線が爆発。先発出場した野手のうち5人が猛打賞を記録、8人が打点を挙げ、最終的に21安打17得点を記録した。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発の大関友久投手が2回8失点と試合をつくれず。救援陣も次々に失点を重ねた。
バッテリー
![]() H
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大関、中村亮、笠谷、椎野、森、津森 - 渡邉、谷川原、甲斐 |
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![]() E
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瀧中、酒居、石橋 - 炭谷、田中貴 |
注目プレー
スコアプレー
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[東北楽天] 1回表 浅村 栄斗 無死1塁
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[東北楽天] 1回表 岡島 豪郎 一死3塁
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[東北楽天] 1回表 炭谷 銀仁朗 二死3塁
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[東北楽天] 1回表 辰己 涼介 無死走者無し
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[東北楽天] 2回表 島内 宏明 一死1,2塁
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[東北楽天] 2回表 岡島 豪郎 二死1,3塁
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[福岡ソフトバンク] 2回裏 デスパイネ 無死走者無し
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[東北楽天] 3回表 浅村 栄斗 二死1,2塁
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[東北楽天] 4回表 島内 宏明 二死満塁
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[東北楽天] 4回表 田中 和基 無死2,3塁
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[東北楽天] 4回表 小深田 大翔 無死1,2塁
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[東北楽天] 5回表 炭谷 銀仁朗 二死走者無し
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[東北楽天] 6回表 銀次 無死2塁
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[福岡ソフトバンク] 9回裏 野村 大樹 一死1,2塁
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[福岡ソフトバンク] 9回裏 松田 宣浩 一死2,3塁
スターティングメンバー
福岡ソフトバンク
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
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42大関 友久 | 左左 | 2.27 |
控え選手
福岡ソフトバンク
東北楽天
審判
審判 | 敷田 直人 | 塁審(一) | 西本 欣司 |
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塁審(二) | 村山 太朗 | 塁審(三) | 深谷 篤 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 16,725人 |
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試合時間 | 3時間39分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。