「Monday パ」では、一軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、皆さまにパ・リーグを楽しんでもらえるよう、パ・リーグの旬な情報を配信しています。毎月第○月曜日の数字にちなんでピックアップした情報をお届けします。各週毎のテーマは以下の通り。
第1月曜日・・・「初」記録特集
第2月曜日・・・「二」軍のネクストブレイク選手を特集
第3月曜日・・・気分爽快! 奪「三」振特集
第4月曜日・・・豪快な一撃! ホームラン特集
第5月曜日・・・ 5、8、10月限定の番外編! 内容はお楽しみに
6月第1月曜日の今日は、「初」記録を特集。若手が記録したプロ初記録から、ベテランが決めた今季初記録まで、動画とともにご覧ください。
北海道出身の根本悠楓投手が地元でプロ初勝利!
札幌ドームで5月29日に行われた、北海道日本ハム対巨人の一戦。先発の根本悠楓投手は、5回5安打3四死球3奪三振2失点と粘りの投球を見せる。打線の援護もあり、7対2で勝利を収め、根本投手は2年目でプロ初白星。北海道生まれ、苫小牧中央高校出身と生粋の道産子は、地元にうれしいニュースを届けた。
荻野貴司が一軍に帰ってきた!
故障もあって開幕から二軍での調整が続いていた、荻野貴司選手。5月27日の阪神戦で今季初となる一軍での出場を果たすと、早速今季初安打をマークした。以降は打率1割台と低迷しているが、荻野貴選手の完全復調を機にチームの流れも変えていきたい。
渡邉陸 プロ初安打が初本塁打。さらに2打席連発!
5月28日、PayPayドームで行われた広島戦で「9番・捕手」としてプロ初スタメンに抜てきされた渡邉陸選手。第1打席で相手先発・森下暢仁投手の2球目を振り抜き、プロ初安打となる本塁打を放つ。渡邉選手は続く第2打席でも2号ソロを放ち、この試合3安打5打点と大活躍を見せた。
朗報続々。パの初記録ダイジェスト!
他にもパ・リーグでは、うれしい「初」記録が生まれている。
○東北楽天:武藤敦貴選手・プロ初打点(5月17日 千葉ロッテ戦)
走攻守の三拍子そろった期待の若手外野手。5月29日には登録抹消となったが、二軍で結果を残し、再昇格のチャンスを狙う。
○埼玉西武:今季初サヨナラ勝ち(5月29日 横浜DeNA戦)
ベテラン・栗山巧選手が放った、劇的な代打勝ち越し弾で埼玉西武が今季初のサヨナラ勝ちを収めた。
○オリックス:本田仁海投手・プロ初勝利(5月17日 北海道日本ハム戦)
同月8日の東北楽天戦ではプロ初ホールド、15日の千葉ロッテ戦ではプロ初セーブも記録するなど、まさに「初」づくしの2022シーズンとなっている。
今週のパ・リーグ見どころ
交流戦も残すところ2カード。ここまではパ・リーグ33勝に対し、セ・リーグは39勝とパ・リーグが負け越している状況だ。チーム別に見ても埼玉西武は5連敗、北海道日本ハムも4連敗中と苦しいカードが続く。東北楽天も5日に連敗こそ止めたが、3カード連続負け越しで首位から陥落した。
一方でパで交流戦を勝ち越しているのは、福岡ソフトバンクとオリックス。福岡ソフトバンクはリーグ首位に浮上し、オリックスは現在5連勝中と好調だ。オリックス打線では主砲の杉本裕太郎選手が交流戦に入り復調の兆しを見せている。
リーグとして2年連続の負け越しを阻止すべく、今週は各球団本拠地6連戦に挑む。
文・小野寺穂高
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