5月30日から6月5日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ7試合、ウエスタン・リーグ3試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。
イースタン・リーグ
6月1日の千葉ロッテ戦で、北海道日本ハム・佐藤龍世選手が6号先制ソロアーチを描いた。互いに譲らず0対0のまま迎えた中盤の6回表、2死から佐藤選手が放った打球はレフトスタンドへ。北海道日本ハムは6人の投手リレーでこの1点を守り切り、千葉ロッテとの接戦を制した。
東北楽天では、岩見政暉選手が打率.388と好調だ。5日の巨人戦、2点ビハインドの3回裏2死満塁で代打起用されると、適時内野安打で1点をもぎ取る。さらに第2打席には1号同点ソロを放ち、試合を引き分けに持ち込んだ。
1日の埼玉西武対東北楽天の試合では、赤上優人投手が今季イースタン初勝利を手にした。3イニングを投げ、3安打1四球4奪三振無失点の好投。試合後の若獅子インタビューでは「一日も早い支配下登録には、一回一回の積み重ねが大事なのでしっかり頑張っていきたい」とコメントした赤上投手。今後の好投にも期待を寄せたい。
平沢大河選手は2日、一時勝ち越しのタイムリーを含む2安打1打点と躍動した。2回裏に好機を拡大する安打で出塁すると、3対3で迎えた3回裏には一二塁間を破る適時打をマーク。この日は三塁、一塁、遊撃と3つの守備位置をこなすユーティリティー性も見せた。
ウエスタン・リーグ
オリックス・中川颯投手が好リリーフを披露した。4日の福岡ソフトバンク戦で2番手としてマウンドに上がり、3回無安打1四球無失点。ビハインドでの登板だったが、相手打線に流れを渡さなかった。なお、同日は山足達也選手のサヨナラ打でオリックスが劇的勝利を収めている。
福岡ソフトバンクのルーキー・正木智也選手は5試合連続安打を記録中。5日に行われた試合では、1死3塁のチャンスでレフトへの適時打を放ち、リードを広げた。ファームで結果を残し続け、一軍再昇格を勝ち取りたい。
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文・高橋優奈
試合詳細はこちらからチェック!
・【6/1 M-F】佐藤龍世が6号ソロ! 1点を守り切った北海道日本ハムが勝利
・【6/1 L-E】鈴木将平が決勝タイムリー! 浜屋将太は6回2失点の好投
・【6/2 M-F】ヌニエスが逆転3ラン含む2本塁打。北海道日本ハムが乱打戦を制す
・【6/5 E-G】岩見政暉が今季1号を含む全打点をマーク。東北楽天が引き分けに持ち込む
・【6/4 B-H】山足達也の逆転サヨナラツーベースでオリックスが勝利
・【6/5 B-H】野村大樹が今季初本塁打。三浦瑞樹は4回無失点の好投で鷹が接戦を制する
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