栗山巧の同点打で埼玉西武対巨人はドロー。森友哉&川越誠司は本塁打をマーク

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2021.6.3(木) 21:12

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月3日、東京ドームで行われた巨人と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第3回戦は、4対4で引き分けに終わった。

 埼玉西武の先発・内海哲也投手はその立ち上がり、四球や4番・岡本和真選手の二塁打で2死2、3塁のピンチを招くと、5番・中島宏之選手の適時打で先制を許す。2回裏には、無死1塁から8番・炭谷銀仁朗選手に初球を右翼席へ運ばれる。その後も1死満塁のピンチを背負ったが、岡本選手を併殺打に打ち取り、2回5安打1本塁打4四球3失点でマウンドを降りた。後を受けた與座海人投手も5回裏に中島選手に3号ソロを浴び、点差は4点に。

 打線は6回表、先頭の森友哉選手が右中間へ特大8号アーチを描くと、7回表には代打・川越誠司選手が今季初本塁打を放ち、2点差に詰め寄った。

 以降は6回裏を武隈祥太投手、7回裏を宮川哲投手、8回裏を森脇亮介投手がそれぞれ無失点でつなぎ、試合は最終回へ。2点ビハインドで迎えた9回表は、先頭のスパンジェンバーグ選手が四球で出塁すると、2死1塁から岸潤一郎選手が安打で好機を拡大。さらに森選手が四球を選び、2死満塁とすると、3番・栗山巧選手が2点適時打を放ち、同点に追い付く。9回裏は平良海馬投手が走者を出しながらも無失点に抑え、4対4で試合終了。

 埼玉西武は土壇場でベテランが値千金の同点打。なお、9回裏を無失点で締めた平良投手は、開幕連続無失点記録を「28」に伸ばした。

  123456789 計
西 000001102 4
巨 120010000 4

西 内海哲也-與座海人-武隈祥太-宮川哲-森脇亮介-平良海馬
巨 サンチェス-大江竜聖-鍵谷陽平-高梨雄平-中川皓太-畠世周

文・高橋優奈

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