【ファーム】北海道日本ハム対巨人は引き分けに。万波中正が8号逆転2ランの活躍

パ・リーグ インサイト

2021.6.3(木) 16:57

北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月3日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第10回戦は、2対2で引き分けに終わった。

 北海道日本ハムの先発は田中瑛斗投手。1回表に1死1、3塁のピンチを招くと、4番・北村拓己選手の犠飛であっさり先制を許す立ち上がり。2回以降はランナーを出しながらも相手打線を抑えていくが、5回表に2死から三連続四球を出したところで交代。ここは、後を受けた2番手・村田透投手が後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。

 打線は1回裏、1番・田宮裕涼選手が二塁打で出塁すると、1死3塁から3番・万波中正選手が8号2ランを放ち、逆転に成功。しかし、2回以降は好機をつくりながらも、巨人先発の戸田懐生を打ち崩すことができず、2対1で試合は後半へ。

 6回表、5回途中から登板している村田投手が陽岱鋼選手に3号ソロを浴び、試合は振り出しに。以降は7回表を村田投手、8回表を長谷川凌汰投手、9回表を公文克彦投手がそれぞれ無失点に抑え、打線の奮起を待つ。その打線は9回裏、先頭の5番・清宮幸太郎選手が安打で出塁すると、ボークと四球で1死1、3塁のサヨナラのチャンスを迎えたが、後続が倒れて無得点に終わり、延長戦に突入した。

 10回裏、先頭の田宮選手が安打で出塁すると、2番・今川優馬選手が犠打を決め、1死2塁の好機を演出。しかし、ここでもあと一本が生まれず、2対2で試合終了。北海道日本ハムは、田中投手が4.2回4安打4四球5奪三振1失点と制球面でやや課題を残す内容に。打線は万波選手の2ランで逆転したが、2回以降はチャンスで得点できず、2試合連続サヨナラ勝利とはならなかった。

  12345678910 計
巨 1000010000 2
日 2000000000 2

巨 戸田懐生-古川侑利-堀岡隼人-谷岡竜平
日 田中瑛斗-村田透-長谷川凌汰-公文克彦-秋吉亮

文・木村圭

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