紅林弘太郎が勝ち越し2ラン! 13安打7得点の猛攻でオリックスが阪神に快勝

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2021.6.3(木) 21:24

オリックス・バファローズ・紅林弘太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・紅林弘太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月3日、甲子園で行われた阪神とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦 2021」第3回戦は、7対3でオリックスが勝利。13安打7得点の猛攻で、関西ダービー勝ち越しを決めた。

 オリックスの先発は山崎福也投手。初回、2死1塁から4番・大山悠輔選手に6号2ランを浴び、2点を先行されると、2回裏には先頭の佐藤輝明選手に一発を浴びる。苦しい立ち上がりとなったが、3回以降は無失点に抑え、5回5安打2本塁打1四球3失点で降板した。

 一方の打線は4回表、先頭の福田周平選手が四球で出塁すると、3番・吉田正尚選手の二塁打でチャンスを拡大。1死2、3塁から4番・杉本裕太郎選手に適時打が生まれ、1点を返すと、さらに5番・T-岡田選手が犠飛を放ち、この回2点を奪う。5回表には、2死から9番・山崎福投手が初球を捉えた二塁打で好機を演出、続く福田選手のセンターへ弾き返す適時打で試合を振り出しに戻した。

 オリックスは6回裏、2番手・比嘉幹貴投手が2死1、3塁のピンチを背負いながらも無失点で抑え、7回裏は富山凌雅投手と村西良太投手の小刻みな継投で無失点に。すると8回表、1死からT-岡田選手が安打で出塁し、6番・紅林弘太郎選手の左中間への4号2ランで2点の勝ち越しに成功する。

 9回表には、中川圭太選手、宗佑磨選手の安打などで1死1、3塁の好機から吉田正選手に2点適時打が生まれ、リードを4点に広げると、9回裏は能見篤史投手が3者凡退に抑えて7対3で試合終了。先発の山崎福投手が5回3失点の粘投を披露すると、打っては紅林選手が勝ち越し弾。吉田正選手も3安打2打点と躍動し、逆転勝利を飾った。なお、村西投手はプロ初勝利をマークした。

  123456789 計
オ 000210022 7
神 210000000 3

オ 山崎福也-比嘉幹貴-富山凌雅-○村西良太-ヒギンス-能見篤史
神 アルカンタラ-●岩崎優-石井大智-湯浅京己

文・高橋優奈

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