総力戦明けの鴎対鷹は鈴木昭汰と松本裕樹が先発。グラシアルは3試合連続猛打賞中

パ・リーグ インサイト

2021.4.24(土) 23:14

千葉ロッテマリーンズ・鈴木昭汰投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・鈴木昭汰投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月25日の13時から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第6回戦が行われる。千葉ロッテが制した24日の試合は4時間半に及ぶ乱打戦。両チームとも中継ぎ陣を大量につぎ込んでいるため、先発投手に少しでも長く投げてほしいところだろうが、両先発はその思惑に応えられるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝4敗
福岡ソフトバンク→4勝1敗

【千葉ロッテ】鈴木昭汰投手 4試合0勝1敗 23回 27奪三振、防御率2.35
【福岡ソフトバンク】松本裕樹投手 3試合1勝0敗 10回 4奪三振、防御率1.80

 千葉ロッテの先発は、鈴木昭汰投手。今季はここまで4試合に先発して全て2失点以内と、勝利投手になっていてもおかしくないような投球内容だが、援護に恵まれず未だ勝ちがついていない。前試合で19安打を放った強力打線が相手となるが、好投を披露することができるか。

 ドラフト1位ルーキーにプロ初勝利を届けるべく、打線の援護にも期待。鍵となりそうなのは、荻野貴司選手だ。24日は猛打賞に加え2四球も選ぶ5出塁の活躍で、チームの勝利に貢献した。打線の核であるマーティン選手、安田尚憲選手が20を越える打点を挙げているのも、前を打つ打者の出塁があってこそ。25日も、リードオフマンとしてチームを引っ張りたい。

 対する福岡ソフトバンクは、松本裕樹投手が先発する。今季挙げた1勝は中継ぎ登板時のもの。先発した2試合は、それぞれ4回70球、5回87球で降板しており勝敗が付いていないが、いずれも2失点以内に収めており安定感が光る。25日もきっちりと試合を作り、カード勝ち越しを狙う。

 打線では、24日にも4安打を放ったグラシアル選手の活躍が光る。20日の試合終了時点で.304だった打率は、3試合連続の猛打賞で.370まで急上昇。リーグ打率ランキングでは2位・甲斐拓也選手に大きく差を付けて首位に立っている。1試合に1安打では打率が下がる可能性が高いほどの高打率だが、どこまで維持できるか。その打撃に要注目だ。

文・吉村穂乃香

関連リンク

4/24 ファイターズ対バファローズ結果
4/24 イーグルス対ライオンズ結果
4/24 マリーンズ対ホークス結果
【ファーム】4/24 イーグルス対スワローズ結果
【ファーム】4/24 ファイターズ対ジャイアンツ結果
【ファーム】4/24 ライオンズ対マリーンズ結果
【ファーム】4/24 ホークス対バファローズ結果

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE