8月20日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第9回戦は、6対4で埼玉西武が勝利。埼玉西武は引き分けを挟んでの連勝を「5」に伸ばし、オリックスは4連敗を喫した。
埼玉西武は初回、2番・ 源田壮亮選手が二塁打を放つと、3番・ 森友哉選手が適時打で続き吉田一将投手から先制点を奪取。2回表には8番・スパンジェンバーグ選手の安打などで1死1、3塁とすると、1番・木村文紀選手の適時打で追加点を挙げ、スコアを2対0とした。
4回表には4番・ 山川穂高選手の適時打で2点、6回表には森選手の適時打で1点を追加。序盤から援護を受けた先発の平井克典投手は、打線に応えるかのように好投を披露。5回2安打5奪三振無失点でプロ初先発のマウンドを降りた。
しかし6回裏、後を受けた2番手・今井達也投手、3番手・野田昇吾投手の制球が定まらず、押し出しと小田裕也選手の適時打で2点を献上。さらに7回裏には、平良海馬投手が吉田正尚選手に適時二塁打を許し、2点差に迫られる。
すると9回表、先頭のスパンジェンバーグ選手の二塁打などで好機を演出すると、源田選手の今日4本目の安打が貴重な適時打となり、スコアを6対3とする。3点リードで迎えた最終9回裏は、守護神・増田達至投手が吉田選手の適時打を浴びて1点を献上するも、後続を断ち切って試合終了。埼玉西武が6対4で勝利した。
勝利した埼玉西武は、初先発した平井投手が5回2安打5奪三振1四球無失点と好投し、期待に大きく応えた。打線は、源田選手・木村選手が猛打賞の活躍などで、17安打と活気を見せ、引き分けを挟んでの連勝を「5」に伸ばした。一方の敗れたオリックスは、先発・吉田投手が3回7安打2失点、2番手・荒西祐大投手が2.1回5安打3失点と振るわず。打線は終盤に猛追を見せるも、序盤の失点が大きく響き、悔しい4連敗となった。
123456789 計
西 110201001 6
オ 000002101 4
西 ○平井克典-今井達也-野田昇吾-宮川哲-平良海馬-ギャレット-S増田達至
オ ●吉田一将-荒西祐大-小林慶祐-山田修義-吉田凌
文・池田紗里
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