7月25日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第11回戦は、9対7で北海道日本ハムが勝利。最大6点差をひっくり返す劇的な逆転勝利を挙げた。
先発・村田透投手は1回裏、福岡ソフトバンクの5番・栗原陵矢選手に満塁弾を浴び4失点で降板。さらに2回裏にも福田俊投手が2点を失い、序盤から0対6と大量リードを許す。打線も福岡ソフトバンク先発・石川柊太投手を攻略できず、4回まで無得点に終わった。
3回以降は金子弌大投手が登板し、3イニングを無失点でつなぐ。すると5回表、1死1塁から8番・宇佐見真吾選手が2号2ランを放ち、続く6回表にも先頭の2番・杉谷拳士選手に2号ソロが生まれる。これで3対6の3点差に詰め寄ると、福岡ソフトバンクは継投策に入る。
苦戦した石川投手が降板した後の7回表、打線は福岡ソフトバンクのリリーフ陣を攻略。敵失の間に1点を加えると、そのまま2死満塁へチャンスを拡大する。ここで3番・近藤健介選手の2点適時打、続く4番・中田翔選手の10号3ランでこの回一挙6得点。9対6と逆転に成功する。
7回裏に今宮健太選手の3号ソロで1点を失うも、8回裏は宮西尚生投手、9回裏は秋吉亮投手が締めて試合終了。北海道日本ハムが9対7で勝利した。
北海道日本ハムは序盤から6点のビハインドを背負うも、3番手・金子投手が好リリーフし今季初勝利。打線は宇佐見選手、杉谷選手の本塁打で追い上げると、7回表に近藤選手の適時打で同点。さらに主砲・中田選手の10年連続の2桁本塁打となる10号3ランで勝ち越しに成功し、最大6点差をひっくり返す劇的な逆転勝利を挙げた。
一方敗れた福岡ソフトバンクは先発・石川投手が6回3安打3失点の好投も、後を受けた救援陣が踏ん張れず。1イニングに3投手をつぎ込む積極的な継投が裏目に出る形となった。打線は初回に栗原選手の2試合連続となる本塁打が生まれ、指名打者でスタメン出場した今宮選手も本塁打含む3安打2打点の活躍を見せた。
123456789 計
日 000021600 9
ソ 420000100 7
日 村田透-福田俊-○金子弌大-公文克彦-玉井大翔-宮西尚生-S秋吉亮
ソ 石川柊太-高橋礼-嘉弥真新也-●椎野新-泉圭輔-川原弘之
文・丹羽海凪
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