6月21日、東京ドームで行われた巨人と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、2対5で埼玉西武が敗れた。

　打線は4回表、先頭・西川愛也選手の内野安打と滝澤夏央選手の犠打で1死2塁とし、長谷川信哉選手の適時三塁打で先制に成功する。さらに山村崇嘉選手の犠飛でスコアは2対0に。

　先発・與座海人投手は、初回、2回裏と3者凡退に抑える上々の立ち上がり。3回裏には1死から安打を浴びるも、後続は断って無失点。味方の援護をもらってからも、安定した投球で6回まで二塁を踏ませず。6回78球2安打無四球無失点でマウンドを降りた。

　しかし、2番手・甲斐野投手が四球と安打で1死1、2塁のピンチを招き、岡田悠希選手の2点適時二塁打で同点とされる。さらに2死3塁から四球を与えると、続く代打・増田陸選手の5号3ランで勝ち越しを許した。8回裏は4月6日以来の一軍登板となった黒田将矢投手が得点圏に走者を背負ったが、無失点でしのぐ。

　打線は相手救援陣を捉えられず、そのまま2対5で試合終了。敗れた埼玉西武は、17試合連続無失点と好調だった甲斐野投手が誤算だった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００２０００００ ２
巨 ００００００５０Ｘ ５

西 與座海人-●甲斐野央-黒田将矢
巨 グリフィン-○石川達也-大勢-Sマルティネス

文・丹羽里歩子

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