6月21日、豊中ローズ球場で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対広島15回戦は、9対2でオリックスが勝利した。

　オリックス先発の宮國凌空投手は初回に2死から四球を与え出塁を許すも、後続を打ち取り無失点に抑える。以降も4回まで無安打投球と安定した投球を見せた。5回表には山足達也選手に1号2ランを被弾するも後続を断ち、5回87球2安打2四球4奪三振2失点で降板した。

　一方の打線は3回裏に、清水武蔵選手と茶野篤政選手の連打で2死1、2塁から、香月一也選手が内野安打を放ち、その間に2塁走者・茶野選手が一気に生還し1点を先制。4回裏には1死1、3塁の好機で、相手の悪送球と茶野選手、オリバレス選手の適時打などで一挙4得点を奪った。7回裏には福田周平選手、渡部遼人の適時打などで4点を追加し、リードを7点に広げた。

　救援陣は、6回から阿部翔太投手、古田島成龍投手、川瀬堅斗投手、山崎颯一郎投手がそれぞれ無失点で抑え試合終了。打線が計11安打9得点と奮起。茶野選手、香月選手、渡部選手が2安打1得点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ００００２００００ ２
オ ００１４００４０Ｘ ９

広 ●アドゥワ誠-杉原望来-河野佳-大道温貴
オ ○宮國凌空-阿部翔太-古田島成龍-川瀬堅斗-山崎颯一郎

文・筒井真桜

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