【ファーム】宗佑磨、根本薫の適時打などで大量得点。オリックスが完封勝利

パ・リーグ インサイト

2019.6.23(日) 17:51

オリックス・バファローズ 宗佑磨選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 宗佑磨選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月23日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉にて行われた楽天対オリックスのファーム交流戦、第4回戦は7対0でオリックスが完勝した。オリックスはこれで対戦成績を3勝0敗1分とした。

 突然の乱調だった。1,2回と順調な立ち上がりを見せていた楽天の先発・引地秀一郎投手は3回表、先頭に四球を与えるなどして1死1,2塁としたところから4者連続で四球を出し、3失点で降板。後を継いで木村敏靖投手が登板したが、さらに5番・宗佑磨選手、7番・根本薫選手にタイムリーが生まれ、この回打者11人でオリックスが7点を先制した。

 楽天は4回途中、2死2塁から3番手・森雄大投手にスイッチ。森投手は4月9日以来の登板となったが、空振り三振でこの回を終えると、5回6回を3者凡退というパーフェクトな投球で、復活した姿を見せた。さらに7回からは今野龍太投手、渡邊祐樹投手、宋家豪投手が無失点でつなぎ、打線の奮起を待った。

 しかし、オリックス投手陣が楽天打線の前に立ちはだかる。大量得点をもらった先発・本田仁海投手は、3回を投げ2安打5奪三振、無失点。4回からは張奕投手が2イニング、東晃平投手が4イニングを無失点継投。合わせて10個の三振を奪い、楽天打線を抑え込んだ。

 そのまま9回が終了し、楽天対オリックスの第4回戦は、7対0でオリックスが勝利した。楽天は先発・引地投手が大誤算。3回に5四球を与えると、2番手・木村投手もタイムリーを浴び、一挙7失点を喫した。その後は継投で立て直すも、打線が10三振と得点できず。勝利したオリックスは相手の乱調から得点を重ね、無失点リレーで快勝を収めた。

  123456789 計
オ 007000000 7
楽 000000000 0

オ  本田仁海-張奕-○東晃平
楽 ●引地秀一郎-木村敏靖-森雄大-今野雄太-渡邊祐樹-宋家豪 

文・丹羽海凪

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