ネットやSNSで自分の名前やキーワードを検索する行為、いわゆる「エゴサーチ(エゴサ)」。選手がいい結果を残せたときにはSNS上は称賛の声であふれますが、悪いときのタイムラインは本人にとって劇薬となることも。皆さんのその投稿、選手たちの目に触れているかも? 本当にその投稿で大丈夫ですか……? 果たして選手の“エゴサ事情”は。
パーソル パ・リーグTV 公式YouTubeチャンネルで公開中の「パ・リーグ FANS MEETUP2025」から、3球団の選手の声をお届けします。
エゴサする派の意見
エゴサする派のなかでも、「いいときにしかしない」派のオリックス・髙島泰都投手。「いいときに(エゴサ)すると気持ちよくなる」と笑顔。先発に転向し初勝利も挙げ、飛躍の1年となった昨季。エゴサも楽しかったことでしょう。
「しないこともない」「少しだけする」と話すのは、福岡ソフトバンク・津森宥紀投手。「いいことも悪いことも書いてあるということは、その試合をしっかり見てくれているということ」とプラスにとらえているようです。岩井俊介投手も津森投手のことを「切り替えが早いタイプ。そこを見習っています」と先輩を立てます。木村光投手も「僕も切り替えが早いタイプ。なにクソと思いながら練習するタイプなので、エゴサーチはしますが両方の意見を受け入れるという感じ」とのことでした。
「あまりしないけど、年1回くらいする」派は東北楽天・伊藤裕季也選手。「どんなことを言われても今日は跳ね返せるんだという強い自信がある日だけ」ということ。伊藤選手といえば、昨季の代打サヨナラは東北楽天ファンの心に強く残った試合となりました。もしかしたらその日が「年1回」の機会だったかもしれませんね。
逆に「状態が悪いときほどする」派なのはオリックス・曽谷龍平投手。悪いことを書かれていても「じゃあやったるわ」と発奮材料にしているそう。だからといって、選手を傷つけるようなことはNG。節度ある投稿を!
エゴサしない派は
しない派筆頭は東北楽天・小郷裕哉選手。「試合に出るようになってからはしなくなった」のだそう。珍しい苗字だからこそ目にしたくない情報も流れ込んできてしまうようです。しかしそんな小郷選手も、成績が出揃うオフシーズンには、契約の交渉材料になる成績まとめが乗っていることが多いためエゴサをするのだとか。ネットやSNSとの付き合い方が上手い例といえるでしょう。
変わったところだと、「妻がする」派の古田島成龍投手。「古田島優勝」は昨季トレンドワードになりましたが、本人の耳にも届いているようですよ!
今回の「エゴサする? しない?」以外にも、「個人的優勝ニュース」や「ここだけの話」など、プレーでは決して見ることができない選手の素顔や仲の良さ、はたまた先輩後輩の関係が垣間見えるトピックをお届け。「パ・リーグ FANS MEETUP2025」を全球団お見逃しなく。