5月20日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対中日7回戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンク打線は序盤3イニングを完璧に抑えられるなど、4回まで2安打無得点だったが、0対0で迎えた5回裏。無死から廣瀬隆太選手、大泉周也選手の連打でチャンスをつくると、1死2、3塁からイヒネイツア選手の内野ゴロの間に先制点を奪う。続くダウンズ選手はショートへ内野安打を放ち、この回2点を挙げた。

　投手陣は、先発・伊藤優輔投手が3回2安打無四死球無失点と好投。4回表は大野稼頭央投手が1死満塁のピンチを無失点でしのぐと、3番手・津森宥紀投手が2イニングを3者連続三振含む無安打無失点の好リリーフを見せた。

　続く7回表は、移籍後2度目の登板となった大江竜聖投手が3人で片付ける。8回表には宮里優吾投手が2奪三振含む3者凡退で、開幕から7登板連続無失点を記録。2点リードの最終9回表は、田浦文丸投手が1死1、2塁のピンチを切り抜け、完封リレーを達成。ウエスタン・リーグ2位の福岡ソフトバンクは3連勝を飾り、首位・中日とのゲーム差を「4.5」に縮めた。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ０００００００００ ０
ソ ００００２０００Ｘ ２

中 ●メヒア-石川翔
ソ 伊藤優輔-大野稼頭央-○津森宥紀-大江竜聖-宮里優吾-S田浦文丸

文・河野桜己

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