パーソル パ・リーグTV 公式YouTubeチャンネルで公開中の「パ・リーグ FANS MEETUP2025」から、福岡ソフトバンク編が公開中。津森宥紀投手、木村光投手、岩井俊介投手が軽快なトークを繰り広げている。そのなかから印象的なエピソードを紹介。
「僕的B級ニュース」というお題で、岩井投手は、入団1年目のみずほPayPayドームでの出来事について話をしてくれた。
「試合がある日に風呂に入って椅子に座って、普通に誰でも使っていいようなシャンプーだと思って目の前にあったシャンプーを使ったんですが、それが(小久保)監督のシャンプーで。それをサウナに入っていた監督に見られて、『これ、使ったやろ』って言われたので、『すみません使っちゃいました』と返したら、お風呂上がりに新しいのをもらって。すごいなとくれるんだと思いながら後から値段を調べたら、めちゃくちゃ高くて! いまロッカーに飾ってます。いろいろなコーチから言われました。『お前何しとんねん!』って」
今回の収録にあたり「爪痕を残したい」と貪欲に挑んだ岩井投手だったが、どうやら1年目からチームに大きな爪痕を残していたようだ。
地獄の10km走! 益田塾で鍛えられた2人は…
続く津森投手は、千葉ロッテ益田直也投手との自主トレでのエピソードを披露。「人生一番、本当にありえんほど毎日走った」という日々を回想する。
「本当にとんでもない1カ月でした。毎日長くて10km、短くて6kmとか。足の感覚バグるくらい走ってて、朝イチの階段が降りられなくなるくらい」(津森投手)
「PP(ポール間走)40本とか普通な感覚になっちゃって、(チームでやっている)10本が少なく感じちゃいますもんね」(岩井投手)
「走って土台作りをするっていうのは大事だなとわかりました」(津森投手)
今シーズン250セーブを目指す鉄腕のトレーニング法に触れたことで、一回りも二回りも大きくなったホークス中継ぎ投手陣に、今シーズンも期待できそうだ。そして、「絶対に(益田投手)見ているだろうな」と苦笑いしつつ、師匠で同郷の益田投手へ津森投手からメッセージ。
「あれだけ走らせてもらったので、しっかり自分の土台を作れました。そのおかげで今年はいいパフォーマンスができます。ありがとうございます。もう距離は増やさなくて大丈夫です。これ以上走ったら足がなくなります!(笑)」