パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け! 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です!
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華!「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる!「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ!「サヨナラ」特集
11月28日(金)のきょうは、東北楽天。小郷裕哉選手のサヨナラホームランをピックアップ。球団史に残るサヨナラ劇を振り返ります。
代走で途中出場 延長12回に迎えた第1打席でメモリアルアーチ
9月15日に楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天対千葉ロッテ23回戦。先発のハワード投手が3.2回4失点で降板する苦しい展開となりましたが、4回裏に鈴木大地選手の適時打などで2点を返すと、6回裏1死満塁から石原彪選手に2点適時打が生まれ、試合を振り出しに戻します。
7回以降は両チームのリリーフ陣が0を並べ、試合は延長戦に突入しました。打線は10回裏に先頭・ボイト選手が安打を放ち、代走で小郷選手を投入。暴投の間に進塁するも、後続が倒れて得点はなりません。11回表は津留崎大成投手、12回表は江原雅裕投手がつなぎ、12回裏の攻撃へ。
この回の先頭打者として打席に立った小郷選手は、廣畑敦也投手が投じた2球目、外角のストレートを完璧にはじき返します。右中間方向へと上がった打球は、そのままファンの待つライトスタンドへ。球団通算2000号のメモリアル弾となるサヨナラ本塁打で試合を決め、ドラフト4位ルーキー・江原投手にプロ初勝利をプレゼントしました!
2024年は全試合フルイニング出場しましたが、今季は90試合で打率.173と悔しいシーズンを送った小郷選手。来季は再びレギュラーとして躍動なるか、30歳を迎える節目のシーズンに注目です。
来週、12月1日(月)は心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」を特集。プロ17年目に通算2000安打を達成した浅村栄斗選手をピックアップします。
