ホークス東浜巨、2ラン被弾で4回2失点 「本塁打でよかった」と納得した理由は?

Full-Count 福谷佑介

2018.10.21(日) 07:20

先発した福岡ソフトバンク・東浜巨※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
先発した福岡ソフトバンク・東浜巨※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

中4日で先発し「最初からめいっぱいいった」

■福岡ソフトバンク 8-2 埼玉西武(20日・メットライフ)

 福岡ソフトバンクの東浜巨投手が4回2失点の好投で、日本シリーズ進出王手に導いた。20日、敵地メットライフドームでの「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第4戦。中4日での先発となった右腕は、3回に2ランを浴びたものの、リードを守ったままリリーフ陣にバトンを繋いだ。

「最初からめいっぱいいった」。初回からエンジン全開で埼玉西武打線に立ち向かった。浅村に安打を許したものの、2つの三振を奪って無失点の立ち上がり。2点の先制点をもらった2回も2つの三振を奪い3者凡退に仕留めた。

 3回に先頭の外崎に二塁打を浴び、続く木村には左翼スタンドへの2ランを浴びた。2点差に詰め寄られることとなったが、そこで踏みとどまった。秋山、源田、浅村を3者連続三振。4回も無失点に封じてお役御免。「自分の中では今日はチームが勝てばいいと思っていた。その中で精一杯やったので」と、試合後は安堵の表情を浮かべた。

 3回、木村に浴びた2ラン。埼玉西武ファンがほとんどのスタンドは反撃の一発に大いに沸いた。その中で、東浜は真逆の考えでいたという。「あれは逆にホームランで良かった。割り切ることができたので」。試合後、右腕はこう語った。

 なぜ、ホームランで「良かった」のか? その意図は「あれはあれで。あの場面はランナーを溜められることがイヤだったので」。強力な埼玉西武打線に対して最も警戒していたのが、走者を溜めた状態で適時打や本塁打を浴びて大量点を失うことだった。木村の一発で2点こそ失ったが、走者はいなくなった。それが東浜にとって大きかった。

 この試合も、そしてこのシリーズ全体を通しても、言えることは、両チームともに敗れた試合は走者が溜まったところで痛い一打を浴びている点。特に崖っぷちに追い込まれた埼玉西武は四球で走者を出し、痛打を食らう悪循環で4試合で38点を失っている。

 この日、東浜が与えた四球は4回の1個だけ。それも2死から中村に与えたもので、次打者は捕手の岡田だった。不要な走者は出さない、四球は大怪我のもと。それを防いだのが前日の千賀であり、この日の東浜、そして防げなかったのが埼玉西武の投手陣だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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