侍ジャパン世界一の使者は近藤健介の法則 1次R12打数0安打 過去のWBCでは福留、イチロー、村上が大不振からドラマチックな殊勲打

スポーツ報知

1回、近藤健介(右)とナインを迎える大谷翔平(カメラ・中島 傑)

◆WBC 1次ラウンドC組 日本9―0チェコ(10日・東京ドーム)

 侍ジャパンのソフトバンク・近藤健介外野手(32)は、1次ラウンド最終戦のチェコ戦でスタメンから外れ、代打での登場もなかった。3戦目まで全試合スタメンで12打数無安打1四球。ノーヒットのまま準々決勝の舞台、米マイアミに向かうことになった。試合前に井端監督は試合前の会見で「決して下を向くことなく、やってくれている。まずは本当に、野球選手なので1本出ることが非常に重要だと思います。かといって、休むことも必要だと思っていますので。まずは元気でいてくれていることが、一番こちらとしてはありがたいなと思います」と話していた。

 過去のWBCでは打線のキーマンとして期待されながら大会中に不振に陥った打者が、土壇場でドラマチックな活躍で世界一に導いてきた。

 前回23年の第5回大会では大谷翔平の後ろの4番を任されていた村上宗隆が不振に陥り、準決勝では5番に降格。準決勝のメキシコ戦は3打席連続三振に倒れるなど4打席ノーヒットだったが、1点を追う9回無死一、二塁で逆転サヨナラ二塁打を放った。

 06年の第1回大会では準々決勝まで打率1割を切っていた福留孝介が準決勝の韓国戦でスタメン落ちしたが、7回2死二塁の代打で先制2ランを放った。

 09年の第2回大会では1番・イチローが、12打席連続無安打のスランプに陥るなど大不振。だが、韓国との決勝の延長10回2死二、三塁で決勝の2点タイムリーを放ち、ヒーローとなった。

 近藤はNPB屈指の打撃技術を持つ天才打者。過去のパターンからすると、2大会連続4度目の世界一は近藤のバットがカギを握っているのかもしれない。

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