7月3日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦第9回戦は、7対4で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは初回、細川凌平選手の三塁打、阪口樂選手の四球などで、1死1、3塁の好機を演出し、有薗直輝選手の犠飛と松本剛選手の適時二塁打で2点を先制。さらに3回表、阪口選手と有薗選手の連打で1死2、3塁から、松本選手、加藤豪将選手の連続適時打で2点を追加する。

　先発・中山晶量投手は初回、2回裏と走者を背負うも、無失点で切り抜ける。ところが3回裏、高木渉に2号2ラン、蛭間拓哉に2号ソロを被弾し、1点差に詰め寄られた。以降は齊藤伸治投手、福田俊投手が1イニングを無失点でつなぐも、4番手・松岡洸希投手が柘植世那選手に適時打を浴び、4対4と同点に追い付かれた。

　打線は8回表、敵失策と押し出し死球で2点を勝ち越し。9回表には加藤豪選手に適時内野安打が生まれ、リードを3点に広げた。9回裏は石川直也投手投手が3者凡退に抑え、7対4で試合終了。先発の中山投手は3回50球6安打無四死球1奪三振3失点。打線は松本選手が3安打2打点、加藤豪選手が2安打2打点を記録するなど、10安打で7得点を挙げた。

　一方敗れた埼玉西武は、先発の高橋光成投手が7回114球8安打2四死球6奪三振4失点。打線は2本塁打を含む9安打4得点も、リリーフ陣がつかまった。なお、高木選手が2安打2打点、蛭間選手が2安打1打点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ２０２００００２１ ７
西 ００３００１０００ ４

日 中山晶量-齊藤伸治‐福田俊‐松岡洸希‐○田中瑛斗‐松浦慶斗‐S石川直也
西 高橋光成-●森脇亮介‐大曲錬

文・西嶋葵

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