◇福岡ソフトバンク対オリックス 第14回戦(16日・PayPayドーム)
東浜巨投手と宮城大弥投手がともに8回1失点で、息の詰まる投手戦を演じた。
東浜投手は2回表に宗佑磨選手に2号ソロを浴びたが、3回からは5イニング連続で3者凡退。8回表は2死から野口智哉選手に二塁打を許すも後続を抑え、8回99球3安打無四死球9奪三振1失点の快投を見せる。
一方の宮城投手も、1回裏に柳田悠岐選手の適時打で先制を許すなど27球を投じるが、2回以降は見事に立て直す。8回裏は2死満塁と、この試合最大のピンチを招くも、近藤健介選手との対戦で3ボールから三振を奪い、8回122球4安打3四死球6奪三振1失点の力投で一歩も譲らず。試合は1対1のまま延長戦に突入した。
◇東浜投手 コメント
「先制してもらってすぐにホームランを打たれ、少し重たい空気にしてしまいましたが、3回以降は自分らしい投球ができたと思います。球数も少なく、本来なら9回のマウンドに上がらなければいけないと思うし、上がる余力もありましたが、ここからはチームメイトを信じて応援します」
◇宮城投手 コメント
「先発としてゲームを作れたところはよかったと思いますが、2アウトから先制点を許してしまったところや、ピンチの場面で力んでしまって投げ切れていなかったところは修正していかないといけません」
文・武澤潤
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