【ファーム】両軍合わせて32安打22得点の打ち合いは引き分けに。川越誠司が4安打

パ・リーグ インサイト

2022.9.13(火) 17:25

埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月13日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と巨人のイースタン・リーグ公式戦、第16回戦は、11対11の引き分けに終わった。

 先発の浜屋将太投手は初回を3者凡退に抑えるも、2回表に先頭・北村拓己選手の7号ソロで先制を許す。その後も安打と四球で2死1、2塁とされると、2者連続の適時打で3点を追加され、この回一挙4失点。3回表にもウィーラー選手に9号ソロを浴び、4回6安打1四球5失点で降板した。

 5点を追う打線は3回裏、1死から山村崇嘉選手、齊藤誠人選手の連打で1、3塁から、長谷川信哉選手の適時打で1点を返す。続く山野辺翔選手が安打でつないで満塁とすると、高木渉選手に2点適時打、川越誠司選手、ジャンセン選手に適時打が生まれ、同点に追い付いた。

 その後は両軍無得点が続いたが、6回表に2番手・出井敏博投手が3四死球で2死満塁のピンチを招くと、暴投で1点を献上。無安打で勝ち越しを許してしまう。続く北村選手にも適時打を浴び、スコアは5対7となった。

 打線は6回裏に長谷川選手の適時三塁打で1点を返す。7回裏には川越選手が3号ソロを放ち、再び同点に追い付くと、連打と死球で無死満塁から、山村選手の犠飛、長谷川選手の適時打で2点を勝ち越し。8回裏には途中出場の山田遥楓選手に2号2ランが飛び出し、スコアを11対7とした。

 投手陣は7回表を田村伊知郎投手、8回表を佐野泰雄投手が無失点で抑えると、9回表はボー・タカハシ投手が登板。しかし、2死満塁から押し出し四球とボークで2点を失うと、石川慎吾選手に2点適時二塁打を浴び、試合は延長戦へ。

 10回表、11回表を松岡洸希投手が無安打無失点に抑えるも、山村選手のあわや本塁打という打球を好捕されるなど打線も得点を挙げられず。同点で試合終了となった。

 埼玉西武は川越選手が4安打1本塁打2打点、長谷川選手が3安打3打点、山村選手が3安打1打点の活躍。打線が終盤に突き放すも救援陣が崩れ、両軍合わせて32安打22得点の壮絶な打ち合いは引き分けに終わった。

  1234567891011計
巨 04100200400 11
西 00500132000 11

巨 直江大輔-横川凱-大江竜聖-與那原大剛-戸根千明-井納翔一-菊地大稀
西 浜屋将太-出井敏博-田村伊知郎-佐野泰雄-ボー・タカハシ-松岡洸希

文・波多野瞭平

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