7月3日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第13回戦は、7対3でオリックスが勝利を収めた。
オリックスは1回表、1死から福田周平選手が二塁打で出塁すると、続く安達了一選手の適時二塁打で1点を先制。さらに中川圭太選手が適時三塁打、マッカーシー選手は適時打を放ち、初回から3点を奪った。
頼もしい援護をもらった先発の山崎福也投手は、1回裏を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。しかし、3回裏に石井一成選手の適時打などで2点を失うと、続く4回裏に2死1、2塁のピンチを招いて降板。後を託された黒木優太投手は、清宮幸太郎選手を一ゴロに打ち取り窮地を脱した。
1点リードの打線は7回表、2四球と杉本裕太郎選手の安打で2死満塁の好機を得ると、安達選手の適時打で貴重な1点を追加。直後の7回裏は4番手・近藤大亮投手が清宮選手に8号ソロを被弾するも、8回裏を本田仁海投手が3者凡退に抑える。
9回表は若月健矢選手、杉本選手の連打などで2死満塁とチャンスメイク。ここで吉田正尚選手が走者一掃の適時二塁打を放ち、4点差に突き放す。7対3で迎えた最終9回裏は、平野佳寿投手が3者凡退で締めて試合終了。
勝利したオリックスは初回から打線が奮起。山崎福投手が3.2回4安打2四球3奪三振2失点で無念の降板も、この日3番に座った安達選手が2安打2打点の活躍を見せるなど、10安打7得点を挙げた。
一方敗れた北海道日本ハムは先発の杉浦稔大投手が4回4安打2四球4奪三振3失点。清宮選手に自身キャリアハイを更新する8号ソロが生まれたものの、同一カード3連勝とはならなかった。
123456789 計
オ 300000103 7
日 002000100 3
オ 山崎福也-○黒木優太-阿部翔太-近藤大亮-本田仁海-平野佳寿
日 ●杉浦稔大-西村天裕-ロドリゲス-北山亘基-玉井大翔-堀瑞輝-石川直也
文・高橋優奈
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