【ファーム】山足達也の逆転サヨナラツーベースでオリックスが勝利

パ・リーグ インサイト

2022.6.4(土) 16:30

オリックス・バファローズ 山足達也選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山足達也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月4日、紀三井寺公園野球場で行われたオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦、第14回戦は、5対4でオリックスが逆転サヨナラ勝ちを飾った。

 オリックス打線は2回裏、先頭の来田涼斗選手が振り逃げで2塁を陥れると、1死1、2塁からワイルドピッチで来田選手が一気に生還。池田陵真選手も犠飛を放ち、無安打で2点を先制した。

 先発の中田惟斗投手は、初回、2回と走者を許しながらも無失点。しかし先制直後の3回表、1死から3者連続四球で満塁とすると、ガルビス選手に3号満塁ホームランを浴びて逆転を許し、3回3安打4四球4失点で降板となった。

 2点を追う打線は5回裏、1死3塁から中川拓真選手の犠飛で1点を返す。投手陣は2番手の中川颯投手が3回を無安打無失点の好リリーフを見せると、7回以降は小木田敦也投手、村西良太投手、宇田川優希投手とつないで9回まで追加点を許さない。

 すると9回裏、4番手・尾形崇斗投手から安打と四球などで2死1、2塁とすると、ここで打席には山足達也選手。カウント2-2からの5球目を捉えてレフト線を破るサヨナラ2点タイムリーツーベースを放ち、試合を決めた。

 オリックスは先発の中田投手が逆転満塁弾を許すも、救援陣が好投リレーで流れを引き寄せ、9回の逆転サヨナラ劇を演出。池田選手もマルチ安打の活躍を見せた。敗れた福岡ソフトバンクは、ガルビス選手が一時逆転となる満塁弾を放つも、尾形投手が誤算だった。

  123456789  計
ソ 004000000  4
オ 020010002X 5

ソ 田上奏大-中村亮太-甲斐野央-●尾形崇斗
オ 中田惟斗-中川颯-小木田敦也-村西良太-○宇田川優希

文・波多野瞭平

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