6月1日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と東北楽天のイースタン・リーグ公式戦、第12回戦は、4対2で埼玉西武が勝利。東北楽天戦の連敗を「11」で止めた。

　埼玉西武は初回、2番・ジャンセン選手が二塁打で出塁すると、続く西川愛也選手の適時二塁打で先制に成功。さらに2死2塁から高木渉選手が適時二塁打を放ち、1点を追加した。

　援護を受けた先発の浜屋将太投手だったが、2回表に入江大樹選手に2号2ランを被弾。しかし、以降は落ち着いた投球で追加点を許さず。6回103球3四球4安打3奪三振2失点で降板した。

　7回からは赤上優人投手が登板。2イニング連続で得点圏に走者を背負いながらも、無失点に抑える。すると打線は8回裏、高木渉選手、コドラド選手の連打で好機をつくり、鈴木将平選手の2点適時三塁打で勝ち越しに成功。2点リードの9回表は、赤上投手が3者凡退に抑え、4対2で試合は終了した。

　勝利した埼玉西武は、赤上投手が3回3安打1四球4奪三振無失点で今季初勝利をマーク。打線では、鈴木選手が値千金の勝ち越しタイムリーを放った。一方敗れた東北楽天は、先発の藤平尚真投手が3回6安打1四球2失点で降板。リリーフ陣は7回まで無失点でつなぐも、森原康平投手がつかまり、打線も7安打2得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０２０００００００ ２
西 ２００００００２Ｘ ４

楽 藤平尚真-吉川雄大-弓削隼人-津留崎大成-●森原康平
西 浜屋将太-○赤上優人

文・長谷川月人

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