5月4日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第8回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利。
福岡ソフトバンクは初回、相手先発・宮城大弥投手の立ち上がりを攻める。先頭の1番・三森大貴選手が左安打で出塁すると、2番・今宮健太選手も安打でつなぎ、無死1、3塁の好機をつくる。ここで3番・柳田悠岐選手がフェンス直撃の適時二塁打を放ち、1対0と先制に成功する。
福岡ソフトバンクの先発は東浜巨投手。序盤こそ安打を許すも、落ち着いた投球でオリックス打線に的を絞らせない。2回表に中川圭太選手に三塁打を浴びると、続く頓宮裕真選手の犠飛で1対1とされる。しかし終わってみれば奪われた得点は、この1点のみ。7回表には、1死から頓宮選手に安打を打たれるも後続を断ち無失点で切り抜けた。東浜投手は7回を投げ切り、93球4安打1四球3奪三振1失点と好投。救援陣に後を託した。
4回以降の打線は毎回ランナーを出すも、あと一本が出ず苦しい展開が続く。しかし7回裏、柳田選手が外角高めの直球を振り抜くと、打球はレフトスタンドへ。2戦連発となる本塁打が生まれ、2対1と勝ち越しに成功した。
東浜投手の後を受けた救援陣も粘りの投球を披露。8回表を2番手・又吉克樹投手が無失点に抑えると、9回表はモイネロ投手がマウンドへ。先頭の吉田正尚選手を四球で歩かせるも、後続を断ち試合を締めた。
勝利した福岡ソフトバンクは東浜投手が好投。7回1失点の投球で先発としての役割を十分に果たした。打っては柳田選手が2打点の活躍。この試合の全打点をたたき出した。敗れたオリックスは、投手陣が粘投するも打線が援護できず。頓宮選手が2安打1打点の活躍だった。
123456789 計
オ 010000000 1
ソ 10000010X 2
オ 宮城大弥-小木田敦也-●近藤大亮-バルガス
ソ ○東浜巨-又吉克樹-Sモイネロ
文・谷島弘紀
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