【ファーム】鈴木将平が先制打! 上間永遠ら投手陣も好投の埼玉西武が完封勝利

パ・リーグ インサイト

2021.9.12(日) 16:20

埼玉西武ライオンズ・鈴木将平選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・鈴木将平選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月12日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武対楽天のイースタン・リーグ公式戦、第11回戦は3対0で埼玉西武が勝利した。

 埼玉西武の先発・上間永遠投手は、初回以外毎回走者を背負いながらも粘りのピッチングで得点を許さず、5回70球3安打2四球無失点で降板する。6回表は佐野泰雄投手が登板し、1死3塁としながらもサードライナーがダブルプレーとなってなんとかピンチを脱出した。

 打線は楽天の先発・高田孝一投手の前に5回まで無得点に抑えられるが、6回裏、先頭の川野涼多選手が四球を選ぶと、1番・金子侑司選手も安打でつなぎ、犠打で1死2、3塁の好機を演出。ここで3番・鈴木将平選手が初球を捉えて適時打を放つと、続く渡部健人選手も犠飛を放ち、この回2点を先制する。

 7回表は大曲錬投手が無失点でつなぐと、7回裏には2死3塁から山野辺翔選手の適時打で3点目を追加。8回表は公文克彦投手が先頭に二塁打を許しながらも無失点で抑え、9回表は井上広輝投手が登板。2死2、3塁のピンチを招きながらも、最後は岩見雅紀選手を遊ゴロに打ち取り試合終了となった。

 勝利した埼玉西武は、先発の上間投手が5回無失点の好投。鈴木選手とブランドン選手はマルチ安打の活躍を見せ、5連勝を飾った。敗れた楽天は、埼玉西武と並ぶ7安打を放ちながらもあと一本が出ず、2試合連続の完封負けを喫した。

  123456789 計
楽 000000000 0
西 00000210X 3

楽 ●高田孝一-高田萌生-内間拓馬-森雄大
西 上間永遠-○佐野泰雄-大曲錬-公文克彦-S井上広輝

文・波多野瞭平

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