3月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武のオープン戦は、4対2で埼玉西武が勝利。11安打と前日の完封負けからの課題を修正した。
埼玉西武は2回表、2死からこの日スタメンに起用された7番・岸潤一郎選手が二塁打で出塁すると、8番・佐藤龍世選手が適時打を放ち先制に成功する。4回表には、先頭の5番・木村文紀選手が内野安打で出塁すると、1死から岸選手が安打でつなぎ好機を演出、佐藤選手の内野ゴロの間に1点を追加した。
7回表には岸選手が3本目の安打で出塁すると、途中出場の山田遥楓選手がレフトスタンドへ豪快な2ランを放ち千葉ロッテを突き放す。若手のアピールで得点を重ね、7回終了時点で4対0として試合を優位に進めた。
埼玉西武の先発は、今季から本格的に先発転向を目指す平井克典投手。テンポの良い投球で4回を投げ54球2安打1死球無失点の好投を見せ、開幕ローテーション入りへアピールに成功した。2番手以降は1イニングずつの小刻みな継投で相手打線を封じる。最終9回裏は6番手・伊藤翔投手が2失点を許すも、そのまま逃げ切り試合終了。
勝利した埼玉西武は、7番・右翼手でスタメンに起用された岸選手が3安打の活躍で猛アピール。途中出場の山田選手も本塁打を含む2安打を放ち、開幕一軍へ存在感を示した。
一方敗れた千葉ロッテは、先発したドラフト1位ルーキーの鈴木昭汰投手が4回2失点も、インコースへの強気な投球を見せるなど、開幕ローテーション入りへ首脳陣にアピールした。打線は、荻野貴司選手が2安打と好調を維持。9回裏に、途中出場の平沢大河選手が適時打を放ち2点を返すも反撃はそこまでだった。
123456789 計
西 010100200 4
ロ 000000002 2
西 ○平井克典-佐野泰雄-井上広輝-宮川哲-増田達至-伊藤翔
ロ ●鈴木昭汰-土居豪人-田中靖洋-唐川侑己-河村説人-小野郁
文・木村圭
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